- 「高徳院」ってどんな所??(概要)
- 「高徳院」の大仏について
- 「高徳院」へのアクセス
- 「高徳院」境内の様子
こんにちは、ショウです!
今回は、神奈川県鎌倉市の “鎌倉大仏殿高徳院” について紹介します!
鎌倉大仏殿高徳院は、境内の中央に鎌倉大仏が鎮座しています。高さ11.31m(台座含めず)の大きさを誇り、国宝に指定されています。
茨城の “牛久大仏” や奈良の “東大寺大仏” には大きさが及びませんが、鎌倉市のシンボルとして長い間親しまれています。
それでは、詳しく紹介していきます!
ちなみに、本記事の内容は、自分が2022年6月11日に現地に行った時の内容を基に書いています。
鎌倉大仏殿高徳院概要
“鎌倉大仏殿高徳院” は、境内の中央に鎌倉大仏が鎮座しており、以下のような特徴があります。
①高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像
※坐像:座っている像
※本尊(ほんぞん):寺院の本堂に安置され、信仰の対象として最も尊重されている中心的な仏像
②像高約11.3m(台座を含めると13.35m)、重量約121t
③1252年造立が開始されたが、原型作者など、そのほとんどが謎に包まれている
④武家政権と民衆の安寧を願って作られた
⑤鎌倉の仏像の中で、唯一国宝に指定されている
⑥もともとは、大仏殿内に収められていたが、台風や大津波により大仏殿が倒壊し、1498年ごろには屋根の無い状態となった
①浄土宗の仏教寺院(開祖:法然)
→人は誰しも「南無阿弥陀仏」と称えれば、そのご加護に与ることができ、臨終に際しては極楽浄土に迎え入れていただける
②ご本尊は「鎌倉大仏」(阿弥陀如来坐像)
③2004年、境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」として国の史跡に指定された
基本情報
住所 | 〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28 |
TEL | 0467-22-0703 |
アクセス | ①江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩7分 ②JR鎌倉駅東口バス乗り場から大仏方面行きで「大仏前」下車徒歩1分 ③JR鎌倉駅西口から徒歩30分 |
営業時間 | 4月~9月-8:00~17:30 10月~3月-8:00~17:00 ※入場は閉門15分前まで |
定休日 | 年中無休 |
拝観料 | 大人(中学生以上)300円、小学生150円、幼児(未就学児)無料 |
駐車場 | 無(近隣の有料駐車場を利用) |
鎌倉大仏殿高徳院散策
鎌倉大仏殿高徳院を目指して
今回は、鎌倉大仏殿高徳院へ電車を利用して向かう方法を紹介します。
JR鎌倉駅→(江ノ島電鉄へ乗り換え)→長谷駅というルートで行くのが一般的です。
ちなみに、周辺には「明月院」や「円覚寺」といった観光スポットもあり、それらを観光した後に向かうこともできます。その際は、JR北鎌倉駅まで戻り、北鎌倉駅→鎌倉駅→(江ノ島電鉄へ乗り換え)→長谷駅というルートで向かい、この間、約10分くらいで長谷駅に到着することができます。
江ノ島電鉄「長谷駅」到着後、駅郊外に出てしばらく歩くと(徒歩7分くらい)、目的地に到着することができます。
高徳院山門 “仁王門”

高徳院の山門である仁王門です。仁王像(金剛力士像)が安置されていることから仁王門と呼ばれています(吽形像(左)と阿形像(右))。
ここから高徳院の境内に入っていきます。
仁王門に関しては、詳しいことは不明であるが、1700年代に仁王像と共に他所から移築されたと言われています。

仁王門から境内に入ると、境内の案内図があります。
境内はそれほど広くなく、1時間かからずに一通り見ることができます。
鎌倉大仏

境内に入ると、すぐ目の前に鎌倉大仏が見えます。探すことなく、本当に目の前に見えます。ご本尊がわかりやすく、真っ先にお参りすることができます。

鎌倉大仏は、造立当初の姿をほぼ保っており、歴史的にも芸術的にも重要な価値があり、国宝に指定されています。


鎌倉大仏は、像高約11.3m(台座を含めると13.35m)の大きさを誇り、茨城の “牛久大仏” や奈良の “東大寺大仏” には大きさが及びませんが、近くで見ると、その大きさに圧倒されます。

大仏胎内への入り口です。
鎌倉大仏は、胎内拝観ができます(拝観料20円、未就学児無料)。
2022年現在は、コロナ感染拡大防止対策により、胎内拝観が休止されています。
鎌倉大仏の背中には小窓があり、その小窓からわずかに光が差し込んでいるみたいなので、大仏胎内は真っ暗ではないようですが、胎内拝観が再開された際は、注意して拝観しましょう。

高徳院の休憩所に掛けられている大わらじです。
大わらじの大きさは、片足90㎝×180㎝で、重さは約45㎏。
1951年に、「戦後復興間もない日本中が幸せになるよう、大仏様にわらじを履いて行脚してもらおう」という思いで奉納されたことが始まりだそうです。
ちなみに、この大わらじは3年に一度作り替えられるみたいです。
観月堂

高徳院境内にある観月堂です。
観月堂は、15世紀中頃、漢陽(現代のソウル)の朝鮮王宮内に建築されたと伝えられている建物です。1924年にこの地に移築・寄贈されたみたいです。
堂内には、江戸時代後期の作品と思われる観音菩薩立像が安置されています。
ここまでが、高徳院の境内の内容となります。境内はそれほど広くはないので、一回りするのに1時間もかからず、ゆっくり見て回ることができると思います。
最後に。。。
今回は “鎌倉大仏殿高徳院” について紹介しました。
像高約11.3m(台座を含めると13.35m)の大きさを誇る鎌倉大仏。境内の中心に位置し、仁王門から境内に入るとすぐに見ることができます。2022年現在、大仏胎内の拝観は休止していますが、それを除いても、その歴史を感じる大仏の偉大な姿は、一度見て十分満足できると思います。
鎌倉のシンボルである鎌倉大仏の他にも、鎌倉おすすめ観光スポットはいくつかあるので、ぜひ鎌倉を楽しんでください。
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