- JR金沢駅について
- JR金沢駅の「鼓門」と「もてなしドーム」について
- 金沢21世紀美術館ってどんな所??(概要)
- 金沢21世紀美術館の館内の様子
- レアンドロ・エルリッヒ作『スイミング・プール』
- 金沢21世紀美術館内のその他の展示品について紹介
こんにちは、ショウです!
今回は、金沢観光の出発点となる “金沢駅” と、レアンドロ・エルリッヒ作の『スイミング・プール』で有名な “金沢21世紀美術館” について紹介します!
金沢市は、石川県のほぼ中央に位置し、江戸時代には、江戸幕府を除く大名中最大の石高を領した加賀藩(「加賀百万石」)の城下町として栄え、人口規模では江戸・大阪・京都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市であったようです。
※石高(こくだか):当時の土地生産高を米の量に換算して表したもの
今回は、そんな金沢市の “金沢駅” と “金沢21世紀美術館” についての紹介です。
「金沢駅??電車の通る普通の駅ではないの??」「他の駅と何が違うの??」という声も出てくるかもしれません。しかし、金沢駅は、後述しますが、おもてなしの心に満ちた素敵な駅なのです!
金沢21世紀美術館については、レアンドロ・エルリッヒ作の『スイミング・プール』が有名です。この『スイミング・プール』は、ネットやSNSなどで見たことのある方も多いでしょう。
しかし、「『スイミング・プール』ってどこに行けば見ることができるのだろう??」と思った方もいるかもしれません。金沢21世紀美術館では、『スイミング・プール』を含んだ様々な美術作品を見ることができます!
それでは、詳しく紹介していきます!
ちなみに、本記事の内容は、自分が2021年7月22日~23日の1泊2日で行った金沢旅行の内容を基に書いています。
JR金沢駅
石川県観光PRマスコット「ひゃくまんさん」
関東方面から石川県金沢市に向かうには、北陸新幹線に乗る必要があります。
関東地方では、東京駅・上野駅・大宮駅・高崎駅などから乗車することができ、自由席もあります。東京駅から乗車した場合、約2時間30分ほどで金沢駅に到着します。
金沢駅到着後、外に出るために歩いていると、

石川県の観光PRマスコットキャラクターである「ひゃくまんさん」がいました!
「ひゃくまんさん」は、調べてみると、石川県の伝統工芸をイメージさせるデザインになっているようです。
ひげ-輪島塗
眉毛や体の一部-金箔
体全体-加賀友禅柄で、色彩には赤・黄・緑・紺青・紫の「九谷五彩」
それぞれの伝統工芸を調べてみると、歴史も深く、ここでは書き切れませんが、興味がある方は調べてみてください!
「ひゃくまんさん」の周りには、金沢市のお土産の販売店など様々なお店もありました。その中には、ひゃくまんさんのストラップなどもありました。
「もてなしドーム」「鼓門」
金沢駅の兼六園口(東口)から外に出ると、

「もてなしドーム」と呼ばれているみたいです。雨や雪の多い金沢市で、「駅を降りた人に傘を差しだすもてなしの心」を表現したドームで、3,019枚ものガラスを使用して作られているみたいです。
当時は、東京オリンピックも開催されていた時期でしたが、金沢市は、フランスとロシアのホストタウンにもなっていたようです。

もてなしドーム内にあった花壇です。色合い的に、オリンピックのロゴをイメージしているみたいでした。

金沢駅のフォトスポットとして有名な「鼓門」(つづみもん)です。
金沢の伝統芸能である能楽で使われる鼓をイメージされているみたいです。らせん状に組み上げられた高さ13.7mの太い2本の柱に支えられ、柱の内部には送水管が通っており、ドーム屋根にたまった雨水は、柱内部の送水管に流れ、貯水槽に送られます。
「もてなしドーム」同様、雨や雪の多い金沢市で、雨水が柱の中を流れていくという「おもてなしの心」が表れています。
金沢駅は、2011年にアメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』が選んだ「世界で最も美しい駅14選」で第6位に選ばれたみたいです。
金沢駅内にはこのようなスポットがあり、これから金沢観光に向かう最高のスタートが切れると思います。
金沢駅から外に出ると、すぐ近くにバス乗り場があります。乗り場はたくさんありますが、主要な行先・スポットが表示されているので、そこから選べば、自分の行きたい所に問題なく向かえると思います。
金沢21世紀美術館
金沢21世紀美術館概要
「新しい文化の創造」と「新たな街の賑わいの創出」を目的に、2004年10月に金沢市中心部にオープンした、明るく開放的な現代アート美術館です。
まるびぃの愛称で親しまれています(由来は「丸い美術館」)。
館内では感性を刺激する展示物がたくさん鑑賞でき、特に、レアンドロ・エルリッヒ作の『スイミング・プール』は有名です。図書室やカフェレストランなども館内にはあり、長い時間楽しむことができると思います。
基本情報
住所 | 〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1 |
TEL | 076-220-2800 |
アクセス | JR金沢駅より車で約10分、最寄りバス停より徒歩1分(様々なバス会社が市内循環バスを出しており、21世紀美術館前停車のバス停があります。) |
営業時間 | ①交流ゾーン-9:00~22:00 ②展覧会ゾーン-10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで) |
定休日 | ①交流ゾーンー年末年始 ②展覧会ゾーン-月曜日(月曜が休日の場合は、その翌平日)、年末年始 |
料金 | ①交流ゾーン-無料 ②展覧会ゾーン-有料(展覧会の種類によって料金は異なる) |
駐車場 | 有(322台) |
美術館見学へ
今回は、市内循環バスを利用し、金沢21世紀美術館に向かいました。美術館前のバス停下車後、歩いてすぐに美術館が見えてきました。

美術館敷地内はかなり広く、外にも美術館の展示品のいくつかが展示してありましたが、まずは、館内の展示品を見るために、受付に向かいました。


美術館に到着するのが若干遅れ、開館30分ほどたった後でしたが、受付前にはお客さんの長蛇の列がありました。スムーズに入場するためには、早めに受付に向かった方が良いかもしれません。
レアンドロ・エルリッヒ作『スイミング・プール』
受付終了後、館内の展示品を見に出発しました。館内は、順路はあるものの、ある程度自由に歩き回ることができるため、まずは一番人気のレアンドロ・エルリッヒ作の『スイミング・プール』を見に行きました。
スイミング・プールの地下部への入場へは事前予約が必要となり、約5~6人1組で入場します。

スイミング・プール地下部への入り口です。ここからスイミング・プールの地下部へ入場します。
見学時間の制限があり、1組約5分の見学時間となります。
写真撮影もOKだったので、たくさん写真を撮りました。プールの隅々まで見たり、写真を撮ったりして楽しんでいると、見学時間の5分はあっという間に過ぎてしまいました。
美術作品ということも忘れてしまうほどインパクトがすごく、5分という制限時間もあり、もう少し見ていたい気持ちもありましたが、満足です。


引き続き、館内見学へ
スイミング・プール地下部の見学を終えた後は、館内の他の作品を見に行きました。

スイミング・プールの地上部です。
スイミング・プール地上部は、人数制限・見学時間の制限は無く、自由に見ることができます。
地上部からは、地下部を覗くことができ、地下部からも地上部を覗くことができます。本当にプールの水越しに覗いているような見え方でした。
どのような仕組みになっているのか、非常に気になりました!
館内には、撮影NGの展示品もありましたが、普段見ることのできないたくさんの展示品を見ることができました!


館内にはレストランカフェ “Fusion21” もあり、広い館内で歩き回った後の休憩にも利用できます。お食事メニューの中には、パスタやグリル、デザートのほか、石川県の銘柄牛「能登牛」を使用したステーキもあり、石川グルメを楽しむこともできます。

館内見学を終えた後も、受付入り口には長蛇の列があり、改めて、人気の凄さを実感しました。
ここで、金沢21世紀美術館の展示品の一部を紹介します!
写真撮影NGのものもあり、紹介できるのは本当に一部ですが、見てください!






金沢21世紀美術館で、普段見ることのできない様々な美術品を見ることができました。期間によって様々なイベントも開催されており、何度行っても楽しめると思います!
最後に。。。
今回は、JR金沢駅と金沢21世紀美術館について紹介しました。
金沢駅は、もてなしドームや鼓門などによって、金沢観光に向けて最高のスタートを切ることができます。金沢21世紀美術館は、『スイミング・プール』を含んだ様々な現代アートの美術作品を見ることができます。
金沢市の観光スポットについてもっと知りたい方は、こちらを参考にしてください↓
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