国の特別名勝 “兼六園” →金沢市のシンボル “金沢城公園”を観光!

中部
本記事の内容
  1. 「兼六園」ってどんな所??(概要)
  2. 「兼六園」の様子
  3. 「金沢城公園」ってどんな所??(概要)
  4. 「金沢城公園」の様子

こんにちは、ショウです!

今回は、石川県金沢市のおすすめの観光スポットとして、 “兼六園”“金沢城公園” について紹介します!

兼六園は、日本三名園に選ばれた名園で、日本の特別名勝として、非常に景観の良く、趣を感じる日本庭園を見ることができます。

金沢城公園は、加賀藩前田家の居城であった金沢城跡に作られた公園で、「日本の歴史が好き」「城巡りが好き」という方におすすめのスポットです。

兼六園と金沢城公園は、同じ敷地内にあるため、どちらかを観光した後、そのままもう一つの方も観光することができます!

それでは、詳しく紹介していきます!

ちなみに、本記事の内容は、自分が2021年7月22日~23日の1泊2日で行った金沢旅行の内容を基に書いています。

兼六園

兼六園概要

兼六園は、「水戸偕楽園(かいらくえん)」、「岡山後楽園(こうらくえん)」と並んで日本三名園に選ばれている名園の1つであり、国の特別名勝に指定されています。金沢市の中心部に位置し、四季折々の美しさを楽しむことのできる庭園です。

兼六園は5代藩主・前田綱紀(つなのり)が金沢城に面している傾斜地に蓮池御殿(れんちごてん)という別荘を建て、その周辺を庭園としたことが始まりといわれ、その後、加賀藩前田家の歴代藩主により長い年月をかけて形作られました。

県内随一の桜・梅・紅葉の名所でもあり、日本さくら名所100選でも選ばれています。

名勝(めいしょう):美しい景色のこと。芸術上または鑑賞上価値が高い土地について、国及び地方公共団体が指定したもの。

特別名勝:文化財保護法によって指定された名勝のうち、特に景観が優秀で、学術上価値の高いものとして文部科学大臣が指定した名勝。日本では現在、36スポットが指定されている。

基本情報

住所〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
TEL076-234-3800(お問い合わせ)
アクセスバスの場合、金沢駅兼六園口6番乗り場より乗車し、バス停「兼六園下・金沢城」降車後、徒歩3分
営業時間3月1日~10月15日-7:00~18:00
10月16日~2月-8:00~17:00
定休日無休
料金大人320円、子供100円(6歳から17歳)、6歳未満65歳以上無料、障害者無料
駐車場有(周辺に複数あり)

兼六園内散策

バス停「21世紀美術館前」からバスに乗車し、バス停「兼六園下・金沢城」で降車しました。金沢市内循環バスを使うと、市内の観光スポットを一通り回ることができるので、観光にはバス利用が便利です!

バス停からほんの数分歩くと、兼六園入り口の看板が見えてきました。

兼六園の看板を過ぎると、しばらく傾斜が続きます。周りを緑の木々に囲まれており、その中を歩くので、気分は非常にリフレッシュします。

傾斜道の脇には池があります。瓢池(ひさごいけ)と呼ばれており、兼六園の作庭はこの辺りから始まったといわれているみたいです。池のなかほどがくびれており、瓢箪(ひょうたん)のような形をしていることからこのように呼ばれているようです。

瓢池の中島には、高さ4.1mの塔が立っています。

海石塔(かいせきとう)と呼ばれているみたいです。

文久元年に作られた日本最古といわれる兼六園の噴水です。

水の高さは約3.5m、霞ヶ池を水源としています。

木々がお生い茂る傾斜地エリアを抜け、日本庭園エリアに入りました!

観光客の皆さんが記念写真を撮っていました、虹橋です。虹橋の近くには、ことじ灯籠もあるのですが、今回写真に収めることができませんでした。。

日本庭園エリアは、とても開放的で、景観がとても良かったです!

日本三名園・国の特別名勝に選ばれているのも納得しました!

兼六園の中心部に位置する霞ヶ池です。現在の園内で最も大きな池となっています。天気も晴れていたこともあり、水面に映りこんだ青空や木々が綺麗です!

兼六園内の写真は以上となりますが、園内には今回写真に収めていない様々なおすすめスポットがあります。その点も踏まえて、兼六園をぜひ楽しんでもらいたいです!

兼六園で、綺麗な景観を楽しんだ後は、そのまま続けて金沢城公園へ向かいました。

兼六園と金沢城公園は、同じ敷地内にあるので、続けて観光することができます!

金沢城公園

金沢城公園概要

加賀藩前田家の居城であった金沢城。金沢城公園は、前田家の居城であった金沢城跡に作られた公園です。

金沢城は、1602年に落雷によって天守が焼失し、それ以降天守は再建されなかった。1759年に起きた火災では、城のほとんどが焼失してしまったが、2001年に菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が復元され、園内でも見ることができます。

江戸時代のまま現存する石川門(いしかわもん)や三十間長屋(さんじっけんながや)などは国の重要文化財に指定されています。

基本情報

住所〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1
TEL076-234-3800(お問い合わせ)
アクセスバスの場合、金沢駅兼六園口6番乗り場より乗車し、バス停「兼六園下・金沢城」降車後、徒歩3分
営業時間3月1日~10月15日-7:00~18:00
10月16日~2月-8:00~17:00
 ※金沢城-9:00~16:30
定休日無休
料金入園料-無料
入館料-大人320円、子供100円(6歳~18歳未満)、6歳未満65歳以上無料
駐車場有(周辺に複数あり)

金沢城公園内散策

兼六園と金沢城公園は、同じ敷地内にあります。兼六園から金沢城公園方面に歩いていき、橋を渡ると、石川門(いしかわもん)が見えてきます。

国の重要文化財に指定されている「石川門」です。1759年の大火によって全焼した後、1788年、10代藩主・前田治脩(まえだはるなが)の代に再建されました。

石川門を通り抜けると、金沢城が見えてきました。左右に櫓があり、写真右の櫓が「菱櫓(ひしやぐら)」、左の櫓が「橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)」といわれており、この2つの櫓を繋ぐように「五十間長屋(ごじっけんながや)」があります。

天守閣を持たない金沢城にとって、この「菱櫓」「五十間長屋」「橋爪門続櫓」は、金沢城公園のシンボルとなっております。

※金沢城天守閣は、江戸時代初期に焼失、以後再建はされなかった。

「五十間長屋」は、武器等を保管する倉庫としての役割に加え、非常時には城壁としての役割も兼ね備えていました。

湿生園と新丸広場
金沢城二の丸広場

「菱櫓」からの景色です。金沢城周辺の広場が良く見えました。櫓の上から見たということもあり、周囲の景観が良くわかりました。

当時はここから周囲の状況を見ながら、城の警備を行っていたのかと、当時の人の気持ちになりながら、景色を見ていました。

「橋爪門続櫓」「橋爪門」です。

「橋爪門」は、二の丸の正門となっています。

天守閣を持たない金沢城では、二の丸が政治の中枢を担っていたため、「橋爪門」は、最も格式が高く、厳格で重要な門となっています。

橋爪門の先には、本丸園地や辰巳櫓跡、玉泉院丸庭園などがあったのですが、宿泊ホテルのチェックインの時間が迫っていたので、今回はここまでにして引き返し、宿泊ホテルに向かいました。。

次回、機会があったら、スケジュールをしっかり立て、今回見ることのできなかったスポットも見たいと思います!

金沢城公園は、全てを見ることができず、若干心残りがありますが、兼六園・金沢城公園ともに、当時の歴史や文化に触れることができ、行って良かったと思います!

最後に。。。

兼六園の特徴
  1. 日本三名園に選ばれている名園
  2. 国の特別名勝に指定されている、非常に景観の良いスポット
  3. 日本さくら名所100選に選ばれている桜の名所
  4. 四季折々の景観を楽しむことができる
  5. 最寄りバス停より徒歩数分
金沢城公園の特徴
  1. 加賀百万石の大名前田家の居城 “金沢城” 跡に作られた公園
  2. 天守閣をもたない金沢城(歴史の中で焼失)
  3. 国の重要文化財に指定されている石川門や三十間長屋、鶴丸倉庫※本記事での紹介は石川門のみ
  4. 金沢城公園のシンボル「菱櫓」「五十間長屋」「橋爪門続櫓」

兼六園と金沢城公園は同じ敷地内にあるため、観光の面でも便利です。季節によって異なる景観を楽しむこともできるので、その歴史を感じながら楽しんでもらいたいです。

ちなみに、金沢市の他の観光スポットについてはこちら↓

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