京都のSNS映えする観光スポット “伏見稲荷大社” の千本鳥居!

関西
本記事の内容
  1. 「伏見稲荷大社」ってどんな所??(概要)
  2. 「伏見稲荷大社」へのアクセス
  3. 「伏見稲荷大社」の境内の様子
  4. 「伏見稲荷大社」の千本鳥居

こんにちは、ショウです!

今回は、京都観光の定番スポットの1つである “伏見稲荷大社” について紹介します!

京都の観光スポットといえば、学校の歴史の教科書とかにも載っている「金閣寺」や「銀閣寺」、修学旅行の定番である「清水寺」や「鈴虫寺」など、いろいろと思いつくと思います。そんな中、「京都の観光スポットって他にどんなものがあるのだろう??」と思う方もいると思います。

また、「SNS映えするスポットは無いかな??」「ネットやSNSでたまに見る鳥居がたくさん並んでいるところってどこにあるのかな??」などの声もあると思います。

京都市内でSNS映えする観光スポットはいくつかありますが、今回はその中でも、千本鳥居で有名な “伏見稲荷大社” について詳しく紹介していきます!

ちなみに、本記事の内容は、自分が2022年7月16日~18日の2泊3日で行った関西旅行(大阪・京都)の内容を基に書いています。

伏見稲荷大社概要

伏見稲荷大社は、稲荷山の麓にあり、全国に約3万社あると言われる稲荷神社の総本宮です。711年に創建されたとされる1300年以上の歴史を持つ神社であり、商売繁盛・家内安全のご利益があるとされています。

本殿の奥にある参道には、 “千本鳥居” と呼ばれる数多くの朱塗りの鳥居があります。これは、江戸時代以降、願い事が通る、または願いが通った時の感謝を込めて奉納されたと言われています。

稲荷神社:稲荷神をまつる神社

稲荷神(いなりのかみ・いなりしん):稲を象徴する穀物・農業の神とされていますが、現在では「商売繁盛・家内安全の神様」として広く信仰されるようになりました。稲荷大明神、お稲荷様、お稲荷さんともいいます。伏見稲荷大社では、狐は稲荷神の使いとされています。

基本情報

住所〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
TEL075-641-7331
アクセス①JR奈良線 稲荷駅下車 徒歩すぐ
②京阪本線 伏見稲荷駅下車 徒歩7分
③市バス 稲荷大社前下車 徒歩7分
営業時間閉門なし(祈祷・対応時間8:30~16:30)
定休日年中無休
料金自由参拝
駐車場

伏見稲荷大社散策

伏見稲荷大社を目指して

伏見稲荷大社へ向かう方法はいくつかありますが、今回は、JR京都駅からバスで向かう方法を紹介します。

京都駅に到着後、京都駅発の市バスを利用し、乗車後約15分ほどで、最寄りのバス停である「稲荷大社前」に到着します。

最寄りのバス停「稲荷大社前」は、運賃230円同一賃金エリア内に入っています。

「稲荷大社前」下車後、伏見稲荷大社を目指して歩いていきます。途中、京阪本線 伏見稲荷駅も見えてきます。最寄りのバス停よりも、最寄り駅の方が伏見稲荷大社に近かったようです。

伏見稲荷駅を過ぎて、しばらくすると伏見稲荷大社の裏参道に続く鳥居が見えてきます!

伏見稲荷大社の裏参道には、お店や屋台が立ち並び、観光客向け商店街の参道といった感じでした。裏参道を歩いて少しすると、伏見稲荷大社に到着します。

伏見稲荷大社の手水舎(てみずや)です。ここで心身ともに清め、参拝に向かいます。

手水舎を過ぎるとすぐに、伏見稲荷大社の正門である楼門(ろうもん)が見えてきます。この楼門をくぐって、伏見稲荷大社の拝殿・本殿に向かいます。

ちなみに、これまで紹介したのは、最寄りバス停及び京阪本線 伏見稲荷駅から裏参道を経て伏見稲荷大社に向かうルートです。

JR奈良線 稲荷駅から向かった場合、駅のすぐ近くに表参道があります。表参道の入り口にある鳥居(一番鳥居)から楼門(ろうもん)まで一直線に伸びた参道となっています。

楼門~本殿

伏見稲荷大社の正門である「楼門(ろうもん)」です。応仁の乱(1467年)によって一度焼失しましたが、1589年、豊臣秀吉によって再建されたと伝えられており、国の重要文化財に指定されています。

豊臣秀吉の母である大政所が病になったとき、現在の伏見稲荷大社に祈願し、大政所が回復したことを喜んで建立されたらしいです。

左の「鍵」を咥えている狐
右の「玉」を咥えている狐

楼門の前には狐の像があり、楼門を挟むように左右に配置されています。

狐は、稲を象徴する稲荷神の使いとされています。

向かって左の狐が「鍵」を咥え、右の狐が「玉」を咥えています。

右の狐の咥えている「玉」は、稲の霊である祭神ウカノミタマの魂を表し、左の狐の咥えている「鍵」は、稲を貯蔵する蔵の鍵もしくは稲荷神の御霊を身に付けようとする願望を表しているようです。

楼門をくぐると、伏見稲荷大社の外拝殿(げはいでん)があります。現在の外拝殿は1840年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

外拝殿の横を通り、奥に進むと、伏見稲荷大社の内拝殿(ないはいでん)があります。内拝殿は、1961年に建てられました。

外拝殿と内拝殿の違いとしては、外拝殿には神楽や舞踏の際に踊りを奉納する役割があり、内拝殿は日常において参拝者が手を合わせて参拝する場所としての役割があります。

ここにも2体の狐の像があります(狛犬ならぬ狛狐??)。その内、左の狐は「稲穂」を咥えています。これは、稲荷神が穀物や食物を司る神であることに由来します(狐の尻尾が実る稲穂に似ていることから、稲荷神の使いとされたという説もあるみたいです)。

ちなみに、写真はありませんが、内拝殿の奥には伏見稲荷大社の本殿が隣接しています。

本殿は、応仁の乱(1468年)により一度焼失しましたが、1499年に再建され、国の重要文化財に指定されています。

内拝殿・本殿を過ぎ、さらに奥に進むと、フォトスポットとしても有名な「千本鳥居」が見えてきました。

千本鳥居

内拝殿・本殿を過ぎ、さらに境内を進むと、千本鳥居が見えてきます!

伏見稲荷大社の千本鳥居です。

この千本鳥居は、江戸時代以降、願い事が通る、または願いが通った時の感謝を込めて奉納されたと言われています。

千本鳥居への最初の鳥居です。ここから中に入っていきます。

朱色に輝く鳥居が、隙間なく永遠と続いています!

しばらく行くと、鳥居は二手に分かれています。奥に進む場合は右側通行みたいです。

再び千本鳥居内へ。またしばらく鳥居が続きます。

しばらく千本鳥居の中を進むと、開けた場所に出ます。

奥社奉拝所(奥の院・おくしゃほうはいしょ)です。

稲荷山を遥拝するための場所のようです。ここでは、お参りをしたり、お守りなどちょっとした小物の買い物ができたりします。

奥社奉拝所にある “おもかる石” です。

願い事を思いながら石を持ち上げ、予想より石が軽ければ願いが叶い、重ければ叶えるのが難しいらしいです。

ここからまた、千本鳥居の中に入っていきます。

千本鳥居の途中にある “根上がりの松” です。

松の根が上がっていることから、「株の値が上がる」という意味があるみたいです。また、根っこの下を通ると、膝が良くなるとも言われています。

鳥居のトンネルはさらに続き、稲荷山に向かうルートに入りますが、ここで散策を止めて入り口に戻ることもできます。

自分も今回は、時間の都合により、ここで引き返しました。

伏見稲荷大社の境内案内図です。

今回引き返したポイントは、案内図内の「現在地」と書かれた所です。この境内案内図を見る限り、この千本鳥居は稲荷山の頂上まで続いているみたいです。

時間があったらチャレンジしてみたいです!

内拝殿・本殿へと続く帰り道です。帰りの道中も、狐の像を何体か見かけます。

稲荷山の頂上まで行くことができなくても、千本鳥居を楽しむことができると思います。

最後に。。。

今回は、 “伏見稲荷大社” について紹介しました。

711年に創建され、1300年以上の長い歴史を持つ稲荷神社の総本宮である “伏見稲荷大社” 、江戸時代以降、願い事が通る、または願いが通った時の感謝を込めて奉納された “千本鳥居” 。その長い歴史を感じながら参拝したり、朱色に輝く圧巻の千本鳥居を視覚的に楽しんだりと、いろいろな楽しみ方ができると思います。

京都の観光名所は、たくさんあってどこに行こうか迷うこともあるかもしれませんが、本記事及び本ブログが、京都観光の助けになることができれば幸いです。

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