- 金閣寺(鹿苑寺)ってどんな所??(概要)
- 金閣寺(鹿苑寺)の境内紹介
- 「京の甘味処 やまざき庵」の金粉ソフト
こんにちは、ショウです!
今回は、京都観光の定番スポットの1つである “金閣寺(鹿苑寺)” について紹介します!
金閣寺は、京都の観光スポットの1つで、実際に行ったことが無くても「金閣寺??聞いたことがある!知っている!」という方も多いと思います。でも、詳しく調べたり、実際に現地に行った経験がなかったりすると、「金閣寺という所が実際にどんな所なのかわからない」ということもあると思います。
そこで今回は、自分が初めて金閣寺を観光した時の経験を基にして、金閣寺について紹介していこうと思います。
それでは、詳しく紹介していきます!
ちなみに、本記事の内容は、自分が2022年7月16日~18日の2泊3日で行った関西旅行(大阪・京都)の内容を基に書いています。
鹿苑寺(金閣寺)概要
正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)といい、金閣寺は通称であり、臨済宗相国寺派の禅宗寺院でした。1397年に室町幕府三代将軍足利義満が譲り受け、舎利殿(金閣)を中心とした山荘「北山殿」を作り、当時は政治・文化の中心として、天皇や中国(明)からの使者を迎える場として使用されていました。
鹿苑寺舎利殿(金閣)は、国宝に指定されていましたが、1950年に放火により全焼しました。その後、1955年に再建されました。
※舎利殿:仏様の遺骨を祀るお堂
金閣寺の庭園は、国の特別史跡・特別名勝に指定されており、1994年には世界文化遺産として登録されました。
基本情報
住所 | 〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1 |
TEL | 075-461-0013 |
アクセス | 京都市バス「金閣寺道」下車後すぐ(JR京都駅から市バスで約40分) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
参拝料金 | 大人(高校生以上)400円、小・中学生300円 |
駐車場 | 有料駐車場有(乗用車の場合、最初の60分300円、以後30分毎150円) |
金閣寺散策
今回は、JR京都駅から出ている市バスを利用して金閣寺に向かいました。
最寄りのバス停は、バス運賃230円均一区間内のため、運賃230円で来ることができます。京都観光の際は、バス一日券の利用がおすすめです。
金閣寺敷地内へ

金閣寺の総門です。ここから金閣寺の敷地内に入っていきます。

入場ゲートで参拝料400円を支払うと、入場券の代わりにもらうことができます、金閣寺のお札のお守り?です。
非常にありがたみを感じるお札です。
入場ゲートでは、このお札以外にも、境内案内図の載ったパンフレットももらえるので、便利です。
金閣寺のお札とパンフレットを持って、境内の散策に向かいます。
金閣寺舎利殿

入場ゲートをくぐり、ほんの少し歩くとすぐに見えてきます、金閣寺の舎利殿です。
入場してすぐに本日のメインを見ることのなります笑
ちなみに、周りの池は鏡湖池(きょうこち)と呼ばれています。
天気が少し曇っていましたが、金閣寺の舎利殿及び周りの木々が、鏡湖池の湖面に綺麗に映し出されていました!
天気の晴れた日に来ると、もっときれいな風景を見ることができると思います。

金閣寺の舎利殿のアップ写真です。周りの金箔が綺麗に映えています!
ただ、金閣寺の舎利殿の中には入ることができませんでした。
ちなみに、舎利殿の手前にある松の生えた小島は、葦原島(あしはらじま)と言います。金閣の正面に位置し、不老不死の仙人が住むとされる「蓬莱島(ほうらいじま)」を表現していると言われています。



鏡湖池の周りを歩いていくと、金閣寺の舎利殿をいろんな角度から見ることができます。どの角度から見ても、金箔が映えており、鏡湖池と周りの木々とのコラボも良い。天気が曇っていたのが唯一の心残りです。。
金閣寺の裏山へ
舎利殿を過ぎると、金閣寺の裏山に続いていきます。

金閣寺の裏山にあります、龍門の滝(りゅうもんのたき)と鯉魚石(りぎょせき)です。
中国では、黄河上流にある「竜門」と呼ばれる急流があり、その竜門を登り切った鯉は竜になるという「登竜門」という故事成語があります。
金閣寺の裏山にあるこの「龍門の滝」と「鯉魚石」は、この登竜門を表しています。滝に打たれている鯉魚石は、滝に打たれる鯉をイメージしています。

裏山に並べられた石仏です。周りには参拝客が投げたと思われる賽銭と、賽銭を入れると思われる缶がありました。
特に説明書きはありませんでしたが、缶の中に賽銭を投げ入れることができれば縁起が良いということなのでしょうか??(詳細不明)

白蛇の塚(はくじゃのつか)です。
白蛇は弁才天(弁財天)の使いとされており、鎌倉時代にこの地で権勢を誇っていた西園寺家の家運を盛んにする、守り神のようなものであったと言われています。

裏山から見える金閣寺の舎利殿です。舎利殿の上部がはっきり見えます。
上から見える舎利殿もまた趣があります。。

金閣寺の裏山の一番奥にある不動堂(ふどうどう)です。不動明王をお祀りしてあります。
御本尊は「石造不動明王像」ですが、通常は一般公開はされていません。
不動堂は1225年に建立されたと言われていますが、1467年~1477年に起きた応仁の乱によって焼失します。その後、安土桃山時代に宇喜多秀家によって再建されました。
この不動堂は、金閣寺に現存する最古の建造物であると言われています。

不動堂を過ぎると、境内散策は一通り終わりです。出口に向かう階段を下り、最初の地点に戻ります。
金閣寺をイメージできる “金粉ソフト”

金閣寺の敷地内ではありませんが、金閣寺入り口のすぐ近くのお店で食べることができる金粉ソフトです!
普通のソフトクリームに金閣寺をイメージさせる金粉が塗されています。
金粉ソフトを食べることのできるこのお店の名前は「京の甘味処 やまざき庵」と言います。
金粉ソフトの他にも宇治金時氷や白玉パフェ、辻利抹茶どら焼きなどのメニューがあります。
最寄りバス停→やまざき庵→金閣寺という位置関係なので、金閣寺に向かう前に立ち寄ることができます。
最後に。。。
今回は、自分が初めて金閣寺を観光した時の経験を基にして、金閣寺について紹介しました。
入場ゲートを過ぎると、比較的早くに皆のイメージする金閣寺の舎利殿を見ることができます。敷地内では舎利殿の他にも、鏡湖池や龍門の滝、不動堂など、様々なスポットを見ることができます。
これから金閣寺に行こうと思っている方、金閣寺のことをまだよく知らないという方に、少しでも金閣寺がどのような所か知ってもらえれば幸いです。
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