東武ワールドスクウェアは、世界の有名な建築物や遺跡などを25分の1スケールのミニチュアで再現したテーマパークです。
再現されたミニチュアの中には、ユネスコの世界文化遺産に登録されている建造物もあり、日本にいながら世界一周をしてきたような気分になることができます。
栃木県のおすすめの観光スポットとして、ぜひ行ってみてほしいスポットとなっています。
そこで今回は、東武ワールドスクウェアについて、自分が実際に現地に行った時の体験を基に紹介します。
ちなみに、本記事の内容は、自分が2020年9月19日に現地に行った時の内容を基に書いています。
東武ワールドスクウェア概要
まずは、東武ワールドスクウェアにまだ行ったことのない方のために、東武ワールドスクウェアがどんな所か簡単に紹介します!
以上のような特徴があります。
日本国内にいながら、1日で世界一周をしたような気分になれると思います!
以降は、東武ワールドスクウェアについての基本情報や、実際の現地の様子などを紹介していきます!
基本情報
住所 | 〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1 |
TEL | 0288-77-1055(予約センター) |
アクセス | ①車:日光宇都宮道路「今市IC」から約20分 ②電車:東武鬼怒川線「東武ワールドスクウェア駅」下車後すぐ |
営業時間 | 夏期(3/20~11/30)9:00~17:00 冬期(12/1~3/19)9:30~16:00 ※最終入園は、閉園の1時間前まで |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 有(有料) ①大型バス1,200円 ②マイクロバス700円 ③普通車500円 ④二輪車200円 |
料金 | ①当日券-中学生以上2,800円 4歳以上中学生未満1,400円 ②前売り券-中学生以上2,500円 4歳以上中学生未満1,200円 |
東武ワールドスクウェア散策
現代日本ゾーン
入場ゲートを過ぎて、まず目に入ってくるのは「現代日本ゾーン」です。
東京タワーや東京スカイツリー、東京ドームなど、東京を中心とした現代日本の建築物のミニチュアが展示されています。
現代日本ゾーンに展示されていたミニチュアの一部を紹介します!
東京ドームや東京タワーなど、日本ではおなじみの建物のミニチュアが展示されています。
これらの他にも、東京国立博物館や迎賓館、新東京国際空港などを見ることができます。
日本でおなじみの建物が多いので、知っているものも多いと思います。
これから見ることのできる数多くの世界の有名な建物を見るための導入部としてはぴったりだと思います!
アメリカゾーン
現代日本ゾーンの次は「アメリカゾーン」に入ります。
ここから、日本以外、世界中の有名な建物のミニチュアを見ることができます。
アメリカゾーンに展示されているミニチュアの一部を紹介します!
ニューヨーク:アメリカ合衆国ニューヨーク州にある都市。アメリカ最大の人口数を誇り、世界の政治・経済・文化・エンターテイメントなど、様々な分野に大きな影響を及ぼす、世界の中心として知られています。
自由の女神像:正式名称は「世界を照らす自由」と呼ばれる、アメリカニューヨーク湾にある銅像。アメリカの自由と民主主義の象徴とされており、アメリカ合衆国独立100周年の記念にフランスから贈られました。
ホワイトハウス:アメリカの首都ワシントンD.C.の中心部にある、アメリカ大統領の住居であり、大統領が執務を行う場所です。
自由の女神像が有名だと思いますが、自由の女神像よりはるかに高いビルの数々も並んでいます。日本とのスケールの違いに驚くと思います。
エジプトゾーン
アメリカゾーンを過ぎると、次は「エジプトゾーン」に入ります。
ここでは、ピラミッドやスフィンクス、アブ・シンベル大神殿を見ることができます。
展示されているミニチュアは少ないですが、楽しんでいってください!
ピラミッド:四角形などの底面の上に角錐形に巨石を積み上げた古代エジプトの遺跡の1つです。古代エジプト王のお墓とされており、最も巨大なものは、紀元前2250年頃(日本でいう縄文時代)に建造された底辺230m、高さ147mの大きさを誇る「クフ王」のピラミッドです。
スフィンクス:古代オリエントのライオンへの信仰思想を起源とする、ライオンの体と人間の顔を持つ聖獣。古代エジプトでは、王の守護や権力の象徴として、神殿や墳墓の入り口などに石像として置かれました。最大のものは、紀元前2500年頃に作られた、全長73m、高さ20mの大きさを誇るカフラー王のピラミッドのそばにある「ギザの大スフィンクス」
アブ・シンベル大神殿:新王国時代第19王朝の王であるラムセス2世によって紀元前1280年頃に建立された古代エジプト神殿建築の最高傑作といわれている岩窟神殿。神殿の正面には高さ約22mほどのラムセス2世の座像が4体立ち並んでいます。
ヨーロッパゾーン
エジプトゾーンを過ぎると、次は「ヨーロッパゾーン」に入ります。
ここでは、フランス・イギリス・イタリア・ドイツなど、ヨーロッパ全土に渡る様々な建物のミニチュアを見ることができます。
展示されているミニチュアは、各ゾーンの中で最も多いです。
ぜひ、自分の知っている建物のミニチュアを探してみてください!
ヨーロッパゾーンに展示されているミニチュアの一部を紹介します!
コロッセオ:イタリアのローマにある円形闘技場の古代遺跡。大きさは長径188m、短径156m、周囲は527mで、約2000年前の西暦80年に完成した。収容人数は約8万人とも言われ、そこで行われた「闘技」は、当時のローマ市民を熱狂させました。
パルテノン神殿:ギリシャの首都アテネの、アクロポリスの丘の上に立っている古代ギリシャの神殿。紀元前432年ごろに建設されたといわれ、古代ギリシャの最高建築とも言われています。
ピサの斜塔:イタリア中部の都市ピサにあるピサ大聖堂の鐘楼。高さ55m、297段の階段がある。塔の建設途中で地盤沈下による塔の傾きが発覚したが、傾斜を修正することはできず、最上階部分だけが垂直になっている。
聖ワシリイ大聖堂:ロシアの首都モスクワの赤の広場にあるロシア正教会(キリスト教)の大聖堂。ロシアの聖堂で最も美しい建物の1つと言われています。1551年から1560年にかけて、イヴァン4世がカザン・ハン国(イスラム国)に勝利したことを記念して建設されました。
ノイシュヴァンシュタイン城:バイエルン王ルートヴィヒ2世によって「古きドイツの騎士城の真の姿」というコンセプトの下に建築された城。アメリカ・カリフォルニア州にあるディズニーランドの眠れる森の美女のお城のモデルとも言われています。
ミラノ大聖堂:イタリアのミラノにあるカトリック系教会の1つ。「ローマのサン・ピエトロのような大聖堂を」という君主の考えから1386年に建設が始まり、500年以上の年月をかけて1887年に完成したイタリア最大のゴシック建築。
ウェストミンスター宮殿:イギリスのロンドンの中心部、テムズ川河畔のウェストミンスターにある宮殿。併設されている時計塔であるビッグ・ベンは有名。現在はイギリス議会が議事堂として使用しています。
ヴェルサイユ宮殿:1682年、フランス王ルイ14世によって建てられたフランスの宮殿。フランス絶対王政の象徴とされている。国王や貴族、召使いなど約4000人が住んでおり、華やかな貴族の社交場であった半面、政治が議論される場でもあった。
エッフェル塔:ギュスターヴ・エッフェルによって設計されたフランス・パリのシンボル。フランス革命100周年を記念したパリ万国博覧会の目玉として作られ、高さ321mを鉄骨のみで作り上げました。
エトワール凱旋門:フランス・パリのシャンゼリゼ通りの西端、シャルル・ド・ゴール広場にある、高さ49.54m、幅44.82mの門。1805年、ナポレオン率いるフランス軍がアウステルリッツの戦いで、オーストリア・ロシア連合軍へ勝利したことを讃えるために建てられました。
※凱旋門は、フランス語で「戦勝のアーチ」を意味します。
サン・ピエトロ大聖堂:バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。イエス・キリストの第一の弟子聖ペトロの墓所があった所に建てられた。キリスト教の建築物としては世界最大級の大きさとなっています。
バッキンガム宮殿:イギリス・ロンドンにあるイギリス王室の宮殿。1837年から王または女王のロンドンの公邸として使用されています。
アジアゾーン
ヨーロッパゾーンを過ぎると、次は「アジアゾーン」に入ります。
中国・台湾・韓国・カンボジア・インドなどの建物が展示されていますが、中でも中国のミニチュアの展示が多いです。
その中でも「万里の長城」は特に大きく、規模の大きさを実感すると思います。
アジアゾーンに展示されているミニチュアの一部を紹介します!
アンコール・ワット:12世紀前半に、カンボジア王朝の象徴として、スーリヤヴァルマン2世によって建てられたヒンドゥー教最大の寺院です。
雲崗石窟:北魏の460年から494年頃に建造された石窟寺院。インドのガンダーラやグプタ様式の影響を受けた巨大な石仏彫刻が特徴的で、中国仏教の隆盛によって生み出された仏教美術の最大の遺産となっています。
万里の長城:紀元前220年、中国を初めて統一した秦の始皇帝が、北方からの騎馬民族の侵略に対抗するために造られた長城。西端の嘉峪関(かよくかん)から東端の「山海関」まで総延長は6,352㎞と、北海道から沖縄までの日本列島を囲むほどの距離となっており、人類史上最大の建造物といわれています。
日本ゾーン
アジアゾーンを過ぎると、最後は「日本ゾーン」に入ります。
園内最初にある「現代日本ゾーン」は東京の建物がメインであったのに対して、「日本ゾーン」は京都や奈良、広島、熊本など、日本全国の建物のミニチュアが集まっています。
自分の知っている建物や、自分の住んでいる地域の建物があるか、探してみて楽しんでください!
日本ゾーンに展示されているミニチュアの一部を紹介します!
金閣寺:正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)といい、室町幕府3代将軍足利義満によって造られた臨済宗相国寺派の寺院。
銀閣寺:正式名称は東山慈照寺(じしょうじ)といい、室町幕府8代将軍足利義政によって造られた臨済宗相国寺派の寺院。
法隆寺:聖徳太子によって607年頃に建立された仏教施設であり、聖徳宗の総本山。その西院は、世界最古の木造建築群となっています。
京都御所:光厳天皇が即位した1331年から明治天皇が東京へ移った1869年までのおよそ540年間、歴代天皇が住んでいた旧皇居。
平等院鳳凰堂:藤原頼通が、1052年、父・道長の宇治の別荘を改めて造られた仏教寺院。建物の姿は鳳凰が羽を広げたように見えることから江戸時代から「鳳凰堂」と呼ばれるようになりました。庭園は極楽浄土を表現しており、史跡及び名勝に指定されています。
最後に。。。
今回は、東武ワールドスクウェアについて紹介しました。
園内には、日本をはじめ世界各国の有名な建築物を25分の1のスケールで見ることができます。
世界中の有名な建築物が一堂に会しており、改めて、世界の大きさや広さを実感すると思います。
海外旅行をしたことが無い人や、海外についてよく知らない人も、海外に興味を持つきっかけになるかもしれません。
ぜひ一度訪れて、いろいろな世界の文化に触れてみてください!
ちなみに、栃木県の他の観光スポットについてはこちら↓
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