群馬県の草津温泉に行こうと思っているんだけど、周りにはどんな観光スポットがあるんだろう??
草津温泉周辺の観光スポットについて、予備知識が欲しいな
本記事では、そんな疑問にお答えします!
群馬県は、日本全国の中でも有数の温泉王国として知られており、その中でも草津温泉は、草津白根山の東側、標高1,000~1,200mのところに位置し、 “伊香保温泉” “四万温泉” “水上温泉” と並んで群馬四大温泉地に選ばれるほどの名泉です。
そんな草津温泉は、毎年多くの観光客が訪れていますが、草津温泉の周辺には、草津温泉の源泉「湯畑」をはじめ、 “草津熱帯圏” “西の河原公園” “熱乃湯” など多くの観光スポットがあり、温泉を楽しむと同時に観光地も巡ることができます。
そこで、今回は草津温泉周辺で楽しむことのできるグルメスポットや観光スポットを、おすすめポイント3選と共に紹介します!
草津温泉周辺おすすめスポット①草津温泉「湯畑」
草津温泉「湯畑」概要
まずは、まだ草津温泉「湯畑」に行ったことのない方のために、草津温泉「湯畑」がどんな所か簡単に紹介します!
以上のような特徴があります。以降は、草津温泉「湯畑」の基本情報や、草津温泉「湯畑」のおすすめポイント3選を紹介します!
基本情報
住所 | 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津401 |
TEL | 0279-88-0800(草津温泉観光協会) 0279-88-7188(草津町観光課) |
アクセス | 草津温泉バスターミナルより徒歩約5分 |
駐車場 | 周辺の市営駐車場等利用 |
おすすめポイント3選
草津温泉のシンボル「湯畑」
草津温泉の源泉の1つである「湯畑」は、草津温泉の温泉街の中心から温泉が湧き出ています。
湯畑周辺は、硫黄の香りが漂っており、温泉の湯けむりも立ち昇り、温泉街に来たことを実感できます。
草津温泉バスターミナルから徒歩約5分ほどで到着することができ、湯畑を中心として西の河原方面や草津熱帯圏など、いろんな方面を目指すことができる、草津温泉観光の拠点としても便利です。
「湯畑」の周辺にはいろんなお店や観光スポットもあって、まさに草津温泉のシンボルだね
同じ群馬県の伊香保温泉より硫黄の香りが強い感じだね
夜になると、湯畑周辺はライトアップされます。ランプの光によって街中が照らし出され、ライトアップによって光り輝く湯畑や温泉の湯けむりが、幻想的な空間を創り上げています。
湯畑には後述する足湯や、いろんな食べ歩きグルメもあります。草津温泉に来たことを実感しながら、楽しみましょう!
湯畑のライトアップは、季節限定ではなく毎日行われているのが嬉しい
「湯畑」源泉の足湯・手洗乃湯
「湯畑」周辺には、湯畑を源泉とした足湯や手洗乃湯があります。特に受付とかは無く、無料で自由に楽しむことができます。
草津温泉の源泉は50℃以上と高温であることが多いですが、こちらの足湯や手洗乃湯の温泉の温度は、利用するにはちょうど良い温度となっています。また、酸性の強いといわれている草津温泉の源泉ですが、特に肌がピリピリとした感覚は無く、長時間浸かっていても大丈夫そうです。
この2つのスポットのうち、足湯に関しては、多くの方々が利用しており、混み具合によっては順番待ちをする必要があります。
ぜひ、自由に利用してみましょう!
12月の寒い時期に行ったけど、足湯だけでも十分に温まりました
無料で足湯を利用できるのは嬉しいね
「湯畑」の足湯はとても人気のため、足湯の席が埋まるのが早いです
みんなで譲り合いながら楽しんでね
周辺の食べ歩きスポット
草津温泉の「湯畑」の周りには、食べ歩きを楽しむことのできるいろんなお店が出店されています。
以下で、食べ歩きできるグルメの一部を紹介します!
温泉街での定番である温泉饅頭や温泉たまごをはじめ、食べ歩きで楽しむグルメやイートインで楽しむグルメなど、いろんな種類の名物・グルメを楽しむことができます。
以上で紹介したお店のほかにも、「やきとり静」の焼き鳥や「草津たまごファーム」の草津プリンなど、食べ歩きにおすすめのお店はたくさんあります。草津温泉を楽しむと同時に、これらの名物・グルメの食べ歩きも楽しみましょう!
「湯畑」周辺の食べ歩きにおすすめのお店については、以下の記事でも詳しく紹介しているよ
草津温泉周辺おすすめスポット②熱乃湯(ねつのゆ)
熱乃湯概要
まずは、まだ熱乃湯に行ったことのない方のために、熱乃湯がどんな所か簡単に紹介します!
以上のような特徴があります。以降は、熱乃湯の基本情報や、熱乃湯のおすすめポイント3選を紹介します!
「湯もみ」とは
約50℃ほどある草津温泉の源泉を、水を加えることなく温度を下げるために、源泉の中に約180cmの板を入れて湯をもむことであり、江戸時代から存在した伝統
基本情報
住所 | 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津414 |
TEL | 0279-88-3613 |
アクセス | 草津温泉バスターミナルより徒歩約5分、湯畑の目の前 |
営業時間 | 1日6回公演①9:30 ②10:00 ③10:30 ④15:30 ⑤16:00 ⑥16:30 ※湯もみ体験は毎週㈰㈪の11:30~13:00(最終受付12:50) |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 無(周辺の市営駐車場を利用) |
おすすめポイント3選
湯もみと踊りショー
熱乃湯のメインイベントである「湯もみと踊りショー」
草津温泉の伝統である「湯もみ」と草津節に合わせた踊りのショーの公演が毎日行われています。
1日に6回公演が行われており、各公演の開始時間の30分前からチケットの販売が行われています。※予約制度は無し
観覧席は1階と2階があり、どちらの席に着くかは自由に選ぶことができ、1階では、目の前で迫力ある湯もみを見ることができ、2階では湯もみショー全体を見渡すことができます。
どちらの席から見ても、「湯もみと踊りショー」を存分に楽しむことができると思います。
草津節と草津湯もみ唄
草津温泉の民謡である「草津節」と「草津湯もみ唄」
「草津節」は一般的に湯もみの時に歌われている唄であり、「草津よいとこ一度はおいで」が歌い出しで、「チョイナチョイナ」や「ドッコイショ」といった囃子詞(はやしことば)が入る、明るい曲調の唄となっています。「湯もみと踊りショー」の前半では、この「草津節」に合わせた湯もみを見ることができます。
「草津湯もみ唄」は、「草津恋しやヨーオホホーオイ」が歌い出しで、「ヨホホイ」の囃子詞が特徴的な民謡です。「湯もみと踊りショー」では、公演の後半、この「草津湯もみ唄」に合わせた湯もみを見ることができます。
草津温泉の湯もみを楽しむと同時に、これら2つの民謡も楽しみましょう!
ちなみに、「湯もみと踊りショー」の公演が始まる前の待ち時間には、会場内に「草津節」が流れています。待ち時間も退屈することなく草津温泉の伝統を楽しむことができるでしょう。
「草津節」は熱乃湯だけでなく、草津温泉のいろんなところで聴くことができるよ
待ち時間に流れる「草津節」と湯もみショーで流れる「草津節」は曲調が少し変わります
いろんな曲調の「草津節」を楽しめますよ
湯もみ体験
熱乃湯では、「湯もみと踊りショー」の公演とは別に、毎週日曜・月曜の11:30~13:00に湯もみを実際に体験できる「湯もみ体験」が行われています。
毎週、日曜と月曜のみの実施となっており、実施されている時間帯も「湯もみと踊りショー」とは異なります。※臨時休演あり
普段経験することのできない草津温泉の伝統をぜひ体験してみてください!
湯もみ体験は日・月の限られた時間のみの実施です
知らずに行って、湯もみ体験ができなかったなんてことのないようにね!
草津温泉周辺おすすめスポット③草津熱帯圏
草津熱帯圏概要
まずは、まだ草津熱帯圏に行ったことのない方のために、草津熱帯圏がどんな所か簡単に紹介します!
以上のような特徴があります。以降は、草津熱帯圏の基本情報や、草津熱帯圏のおすすめポイント3選を紹介します!
基本情報
住所 | 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津286 |
TEL | 0279-88-3271 |
アクセス | 草津温泉バスターミナルから徒歩約15分、湯畑より徒歩約10分 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 有(100台・無料) |
おすすめポイント3選
熱帯地方の動物たち
草津熱帯圏の中にある「熱帯大ドーム」
こちらでは、草津温泉の熱を利用して熱帯地方の環境を再現し、アフリカ・アジア・オーストラリア・アメリカなどの熱帯地方に生息している野生動物たちが飼育展示されています。
ドームの高さは約15mほどあり、飼育されている動物の数は、全250種類約1,000頭にも及びます。
熱帯大ドーム内では、熱帯地域に生息するさまざまな種類の動物たちを見て回ることができ、飼育展示数に関しては、ワニ、ヘビ、カメなどの爬虫類の飼育展示数が国内でもトップクラスです。
熱帯大ドームのなかは高温・高湿の環境が保たれており、ドームの中の木々など、熱帯の環境が再現されています。少し蒸し暑いかもしれませんが、熱帯環境に生息する生き物たちの生活環境を体験しながら、ドーム内を見て回りましょう。
ゾウ・キリン・ライオンなど、普通の動物園で見れるような動物は見ることができないけど、熱帯地方に生息している動物をたくさん見ることができるよ
ドームの室温は20度超え、湿度90%超えの高温高湿の環境
冬に外からドームの中に入ると、その気温差を実感できるよ
カピバラのエサやり体験
熱帯ドームの中にはカピバラも生息しています。このカピバラエリアでは、カピバラへのエサやり体験をすることができます。
カピバラの口が出るくらいの隙間が檻に開いており、この隙間からカピバラにエサを与えていきます。
エサやり体験の受付とかは特にありません。カピバラのエサを100円で購入し、エサやり体験を行います。
人に慣れているのか、エサをあげるとすぐに寄ってきて食べてくれます。エサを食べるカピバラの姿は本当に可愛らしい。。。
カピバラはみんな食欲が良くて、人に慣れているのか、エサを与えるとすぐに食べに来てくれるよ
檻の中には、「カピバラの湯」というカピバラ専用の温泉があります
カピバラが温泉に浸かっている姿は本当に可愛らしい
ビューティーフィッシュ
人間の古い角質を食べてくれる淡水魚「ドクターフィッシュ」
草津熱帯圏では、このドクターフィッシュの足湯と手湯を無料で体験することができます。
※ドクターフィッシュという名称は、某企業で商標登録されているため、ここではビューティーフィッシュという名称で呼ばれています。
人間の古い角質を食べてくれるということですが、実際に体験してみると、食べられた際の痛みなどはほとんどなく、少しくすぐったい感じがするくらいでした。日常ではできない貴重な体験です。
注意点としては、アルコールが付着した手・足を入れると、ドクターフィッシュに悪い影響が出てしまうため、手洗いをしてから水に手・足を入れてほしいとのことです。
このドクターフィッシュの足湯と手湯は、草津熱帯圏の出入り口近くに体験するゾーンがあるため、熱帯大ドームを一通り見終わった後でも利用できるので、ぜひ体験してみてください。
草津温泉周辺おすすめスポット④西の河原公園・露天風呂
西の河原公園・露天風呂概要
まずは、まだ西の河原公園・露天風呂に行ったことのない方のために、西の河原公園・露天風呂がどんな所か簡単に紹介します!
以上のような特徴があります。以降は、西の河原公園・露天風呂の基本情報や、西の河原公園・露天風呂のおすすめポイント3選を紹介します!
「西の河原」源泉について、温度は44.9℃と比較的低め、泉質はpH2.1と酸性が強い
基本情報(西の河原露天風呂)
住所 | 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津521-3 |
TEL | 0279-88-6167 |
アクセス | 草津温泉バスターミナルから徒歩約20分、湯畑より徒歩約15分 |
営業時間 | 4/1~11/30-7:00~20:00(最終入場19:30) 12/1~3/31-9:00~20:00(最終入場19:30) |
定休日 | 年中無休(臨時休業あり) |
駐車場 | 有(300台・無料) |
おすすめポイント3選
草津温泉の源泉の1つ「西の河原」
草津温泉の最西端にある「西の河原公園」から湧き出ている源泉「西の河原」
公園内の至る所から源泉が湧き出ており、湧き出た温泉が湯の川となって公園内を流れています。
公園内には遊歩道があり、遊歩道を歩きながらこれらの源泉を眺めることができます。
「西の河原」源泉の温度は約44.9℃、pH2.1と草津温泉の源泉の中では比較的低めで、湯触りは柔らかいです。また、「西の河原源泉」は限られた宿にしか引湯していないとても貴重な源泉です。
公園内に温泉の源泉が流れているのは珍しいね
草津温泉の「湯畑」源泉と比べると、「西の河原」源泉は硫黄の香りが少ない感じだったよ
「西(さい)の河原」は「賽(さい)の河原」を意味し、賽の河原の小石を思わせる、積み上げられた石を見ることができます。
公園内を流れている源泉と、周囲の岩々が造り上げた景勝を楽しみましょう!
「賽の河原」とは
親より早く亡くなった子供が行くとされる冥途の三途の川の河原であり、子供が父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとし、これを絶えず鬼に崩され、そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うと伝承されている
「西の河原」源泉の足湯・手洗乃湯
西の河原公園の中には「西の河原」源泉の足湯と手洗乃湯があります。
これらは無料で「西の河原」源泉を楽しむことができ、西の河原公園に立ち寄った際は、ぜひ立ち寄ってもらいたいスポットの1つです。
この足湯スポットからさらに西の河原公園の奥に進んでいくと、後述する「西の河原露天風呂」に到着します。
公園内を歩き回って疲れた足を、足湯によって癒すのも良いでしょう。
草津温泉の源泉は複数あるんだよ
「湯畑」源泉と「西の河原」源泉の違いを感じてみてね
西の河原公園の奥には、「西の河原露天風呂」があります
「万代鉱」源泉の温泉なので、こちらの源泉も楽しんでね
西の河原露天風呂
西の河原公園の一番奥には「西の河原露天風呂」があります。
男女合わせて総面積約500㎡の広さがある露天風呂で(男湯333.5㎡、女湯166.0㎡)、この広さは日本でも有数の広さを誇ります。
周囲を自然に囲まれながら、広い空間で草津温泉の露天風呂を楽しむことができます。
シャンプーやシャワー等の設備は無く、入浴のみの利用となりますが、温泉の温度も熱くなく、ちょうどよい湯加減となっており、ゆったりと寛ぐことができます。
ちなみに、「西の河原露天風呂」という名称ですが、露天風呂の源泉は「西の河原」ではなく「万代鉱(ばんだいこう)源泉」となっています。「万代鉱源泉」は西の河原よりさらに上の方にある源泉であり、pH1.7、湧出温度は約94℃と高く、殺菌・抗炎症作用に優れている源泉です(露天風呂の温度はちょうど良い湯加減となっています)。
冬に浸かっても湯冷めすることがないほど温かい「西の河原露天風呂」を満喫しましょう!
温泉の湯加減はちょうど良かったけど、源泉が流れてくる所の近くは少し熱かったかな
他の源泉より酸性がさらに強いけど、ピリピリした感じは特になく、ゆったりできたよ
寒い冬の時期に行っても、湯冷めすることなく体がポカポカでした
安心して楽しんでください!
最後に。。。
今回は、草津温泉周辺のおすすめ観光スポットと、そのおすすめポイントを紹介しました。
草津温泉のシンボルである「湯畑」源泉をはじめ、草津温泉の源泉を手軽に楽しむことのできる足湯や手洗乃湯、源泉の1つである「西の河原」源泉が湧き出す「西の河原公園」、その奥にある「西の河原露天風呂」、草津温泉の熱を利用した草津熱帯圏、その他多くの食べ歩きスポットなど、さまざまな観光スポットがありました。
共同浴場などもたくさんあり、何度行っても飽きることなく、年間を通して楽しむことができると思います。
本記事の内容が、群馬県及び草津温泉を楽しむことに役立つことができれば嬉しいです。
ちなみに、草津温泉のおすすめの宿泊旅館については、こちらで紹介しています↓
さらに、草津温泉以外、群馬県のもう1つの温泉である「伊香保温泉」については、こちらで紹介しています↓
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