
茨城県大洗町にある「アクアワールド茨城県大洗水族館」ってどんな所??

イルカショーや館内の様子など、水族館の見どころが知りたい!

本記事では、そんな疑問にお答えします!
- アクアワールド茨城県大洗水族館について(概要)
- アクアワールド茨城県大洗水族館の見どころポイント
茨城県の太平洋側には、約580種の水の生物と出会うことができる、日本でもトップクラスの大型水族館「アクアワールド茨城県大洗水族館」があります。
同水族館がある大洗は、親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかり合う「潮目」の近くにあり、いろんな種類の魚たちが集まってきます。
このような特徴がある場所に位置するアクアワールド茨城県大洗水族館には、見所ポイントがたくさんあります。
本記事では、アクアワールド茨城県大洗水族館の見どころポイントについて、筆者が実際に現地に行った時の体験を基に紹介します。
アクアワールド茨城県大洗水族館ってどんな所??(概要)
まずは、アクアワールド茨城県大洗水族館にまだ行ったことのない方のために、アクアワールド茨城県大洗水族館がどのような所か簡単に紹介します。
- 茨城県東茨城郡大洗町にある、太平洋に面した水族館
- 日本一のサメの飼育数を誇る、日本でもトップクラスの大型水族館
- 約580種68,000点の世界の水の生物に出会うことができる
- 本館最大の大水槽で見ることができる約20,000匹のマイワシのパフォーマンスが人気
- プロジェクションマッピング等を利用したクラゲ大水槽「くらげ365」
- マンボウの飼育数が日本一
以上のような特徴があります。
以降は、アクアワールド茨城県大洗水族館についての基本情報や、アクアワールド茨城県大洗水族館の見どころポイントなどを、実際に現地に行った時の体験を基に紹介していきます。
基本情報
住所 | 〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3 |
TEL | 029-267-5151 |
アクセス | ①那珂湊駅(ひたちなか海浜鉄道)より車で約5分 ②大洗駅(大洗鹿島線)より車で約10分 |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館16:00) |
定休日 | 年中無休(6月,12月にメンテナンス休館あり) |
駐車場 | 有(無料)(一般乗用車750台、大型バス20台) |
入場料金(税込) | 個人 | 団体(20名以上) | 年間パスポート |
大人 | 2,300円 | 1,900円 | 4,600円 |
小・中学生 | 1,100円 | 900円 | 2,200円 |
幼児(3歳以上) | 400円 | 300円 | 800円 |
アクアワールド茨城県水族館の見どころ8選!
見どころ①約20,000匹のマイワシの大群



本館最大の大きさを誇る巨大な大水槽の中を泳ぐ「約20,000匹のマイワシの大群」
A出会いの海ゾーン(2,3階)で見ることができ、2階から3階まで続く、茨城県沖の親潮と黒潮が交わる「潮目」を表現した、水量1,300トン(水深10m)の大水槽の中を約20,000匹のマイワシの大群が回遊しています(マイワシと一緒にサメやエイも泳いでいます)。
茨城県は、マイワシの漁獲量が日本一を誇り、昔からイワシ漁が盛んに行われていきました。
マイワシの大水槽では、1日に3回、照明とBGMにより、約20,000匹のマイワシの群れが力強く泳ぎ回る、マイワシのパフォーマンス「IWASHI LIFE(イワシライフ)」を楽しむことができます。
※「IWASHI LIFE(イワシライフ)」を見るために受付等は必要ありませんが、人気のパフォーマンスのため、開始の30分くらい前から場所取りをしておいた方が良いかもしれません。
「IWASHI LIFE(イワシライフ)」の開催時間:
1回目-10:00~
2回目-12:00~
3回目-14:00~
見どころ②イルカ・アシカオーシャンライブ



イルカ・アシカのパフォーマンスを楽しむことができる「イルカ・アシカオーシャンライブ(イルカ・アシカショー)」
アクアワールド茨城県大洗水族館で1番人気のパフォーマンスとなっており、イルカのダイナミックなハイジャンプや、アシカの逆立ちなど、音楽に合わせながらいろいろなパフォーマンスを、太平洋を背景に楽しむことができます。
H驚きの海ゾーン(4階)にあるオーシャンシアターで見ることができ、パフォーマンス1回の所要時間は約15分ほどです。
先着入場順となっており、開始30分前から観覧席の半分以上が埋まっているほど人気のパフォーマンスなので、早めの入場をおすすめします。
※観覧席の前から4列は、間違いなく水しぶきがかかります。本館でレジャーシートが300円で販売されているので、必要な方は購入しましょう。
イルカ・アシカショーの開催回数は、日によって異なります。
※筆者が来館した時は、1日に8回、約1時間ごとに開催されていました。
見どころ③日本一の飼育数を誇るサメ



多種多様なサメを見ることができる「サメの海ゾーン」
C悠久の海ゾーン(3階)で見ることができ、シロワニやレモンザメ、シュモクザメなど、いろんな種類のサメが、大水槽の中を悠々と泳ぎ回っています。
アクアワールド茨城県大洗水族館では、約60種類のサメの仲間を飼育しており、この飼育数は日本一を誇ります。
サメの海ゾーンは、「サメの海1」水槽と「サメの海2」水槽の2つに分かれており、上の写真の「シロワニ」「レモンザメ」「シュモクザメ」は、「サメの海1」の大きな水槽で泳いでいます。
※サメたちの泳ぐスピードがけっこう速いので、上手く写真に収めるのがけっこう大変です。



こちらは「サメの海2」水槽で見ることができる世界各国で見ることができる多様のサメの仲間です。
上の写真は、世界各国のサメのほんの一部であり、これ以外にも非常に多くのサメの仲間を見ることができます。

こちらは「シロワニ」の赤ちゃんと同じ重さのぬいぐるみです。「シロワニ」の赤ちゃんの重さを実感するために、自由に持つことができます。
1つしかないので、その場から持ち出さないようにしましょう。
見どころ④クラゲ大水槽『くらげ365』



クラゲの大水槽で楽しむことができる幻想的な演出「くらげ365(さんろくご)」
B神秘の海ゾーン(2階)で見ることができ、総水量20トンの大水槽に、光と音によって幻想的な演出を施し、その幻想的な水槽の中をミズクラゲが漂っています。
水槽周囲の壁面へのプロジェクションマッピングと床面へのライティング演出、そして季節をイメージした香りの演出により、ミズクラゲのライフサイクルを巡っていきます。
先ほど紹介したマイワシの大水槽よりは規模が小さいので、ダイナミックさには欠けますが、春・夏・秋・冬、季節によって演出が異なり、短時間で周期的に演出が変化するので、飽きることなく楽しむことができます。
見どころ⑤国内最大のマンボウ水槽

国内最大級のマンボウ専用水槽
C悠久の海ゾーン(3階)で見ることができ、水量270トンの国内最大のマンボウ専用水槽の中でゆったりと泳ぐ、複数のマンボウを楽しむことができます。
アクアワールド茨城県大洗水族館は、マンボウの飼育数が日本一を誇り、このマンボウ専用水槽も日本一の大きさを誇ります。
また、マンボウは飼育がとても難しいらしく、複数のマンボウを見学できるのは、国内でも非常に珍しいみたいです。
先ほど紹介したマイワシの大水槽やサメの水槽からも距離が非常に近く、エリアも広々としているため、ゆっくりと見て回ることができるでしょう。
見どころ⑥メガロドンの顎の骨(復元)

約300万年前に絶滅した全長約15mにも及ぶ巨大ザメ「メガロドン」の顎の骨(復元)
Dシャークダディズルーム(3階)で見ることができ、現存する最大のサメ「ジンベイザメ」よりもメガロドンは巨大とのことです。
※ちなみに、メガロドンは分類的には「ホホジロザメ」の近縁のようです。



同エリアには、ホホジロザメやシュモクザメ、ノコギリザメなど、さまざまなサメの標本も展示されています。同エリアに展示されているため、それぞれのサメの大きさの違いなどが分かりやすいと思います。
見どころ⑦館内グルメ
館内には、食事を楽しむことのできる施設として、①リラックスカフェ「マーメイド」と②フードコートの2つの施設が用意されており、それぞれ楽しむことのできるメニューが異なります。
リラックスカフェ「マーメイド」


Dシャークダディズルーム(3階)にあるリラックスカフェ「マーメイド」
サメ肉を使ったメニューをはじめ、ドリンク・デザート・軽食など、いろんな種類のメニューが揃っています。
店内には、テーブル席やカウンター席、テラス席などが用意されており、特にカウンター席やテラス席からは、太平洋を一望しながら食事を楽しむことができます。

用意されているメニューの1つ「オーシャンソフトクリーム」
爽やかな青色のソフトクリームであり、ラムネの風味と濃厚なミルクの味わいが一緒に楽しむことができます。
暑い夏には特におすすめの1品です。

サメ肉を使用した軽食「シャークコンボ」
サメ肉を使用したナゲットと鮫カツをセットで楽しむことができます。
サメ肉を使用した非常に珍しいメニューですが、実際に食べていると、とても淡白な味わいです。
鶏のムネ肉や白身魚のような食感と味わいを思い起こされ、シャークコンボのほかにも、サメ肉のフライが入った「彩り野菜のサメフライカレー」などのサメメニューも用意されているので、食べる機会の少ないサメメニューを楽しんでいきましょう。


フードコート

本館のマーケットプレイス(3階)内にあるフードコート
アクアワールド茨城県大洗水族館の出入り口付近にあり、地元大洗の食材を中心にしたバラエティに富んだ10店舗の飲食店と、大洗の海産物を販売する2つの土産店から構成されています。
10店舗の飲食店には、海鮮丼・お好み焼き・焼きそば・クレープ・タコ焼き・カレー・ラーメン・天丼・うどん・そば・寿司など、さまざまなジャンルのお店があります。

フードコート内のお店の1つ「まぐろどんどん」の「日替わり三色丼」
地元・大洗で採れた新鮮な魚介類を使った海鮮丼であり、海鮮の内容は時期によって異なります。
日替わり三色丼のほかにも「まぐろ丼」「シャケ・いくら丼」「とろサーモン丼」「まぐろいくら丼」「ねぎとろ丼」「釜揚げしらす丼」「まぐろ山かけ丼」など、いろんな種類の海鮮丼が用意されています。
見どころ⑧世界最大級の骨格標本・剥製標本



「ウバザメ」「ウシマンボウ」「マッコウクジラ」の世界最大級の骨格標本・剥製標本
G学びの海ゾーン(4階)で見ることができ、それぞれ巨大すぎて、天井から吊り下げられて展示されています。
ウバザメの剥製標本-全長8.6m、体重4,600kg
※ウバザメは、魚類ではジンベイザメに次いで、2番目に大きい
ウシマンボウの剥製標本-全長3m、体重2,030kg、全高3.5m
※ウシマンボウは、世界一重い硬骨魚としてギネスに登録されている
マッコウクジラの骨格標本-全長13.76m、体重25t
※マッコウクジラは最大の肉食動物(ハクジラ)であり、クジラの仲間では4番目に大きい種類
各標本については、壁に掲示されているポスターで説明がされているので、一緒に読んで、凄さを実感していきましょう。
最後に。。。
今回は「アクアワールド茨城県大洗水族館」について、紹介しました。
日本一の飼育数を誇るサメやマンボウをはじめ、マイワシの大群やイルカ・アシカショー、くらげ365など、見所ポイントがたくさんあります。
今回紹介した見所ポイントのほかにも、いろんな種類の水の生物たちを見ることができるので、実際に現地に行った際は、楽しんでみてください。
ちなみ、アクアワールド茨城県大洗水族館の近くには、以下のような観光スポットもあり、こちらもおすすめです↓
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