【茨城県】那珂湊周辺の日帰り温泉 “潮騒の湯” 太古の化石海水を楽しむ!

潮騒の湯 日帰り温泉

※本ページにはプロモーションが含まれています

茨城県の大洗町にある「潮騒の湯」ってどんな温泉??

温泉の特徴や、温泉施設の内容など、いろんなことが知りたい!

本記事では、そんな疑問にお答えします!

本記事の内容
  1. 茨城県にある日帰り温泉施設「潮騒の湯」について
  2. 太古の化石海水について

茨城県の東部は太平洋に面しており、北関東最大級の海水浴場である「大洗サンビーチ海水浴場」をはじめ、大洗磯前神社、大洗シーサイドステーション、アクアワールド・大洗など、さまざまな観光スポットがあります。

また、「那珂湊おさかな市場」や「大洗海鮮市場」など、魚市場もたくさんあり、昔から漁業も盛んに行われています。

そんな茨城県の太平洋側には、海に近いという特徴が現れた温泉も楽しむことができます。

そこで今回は、茨城県大洗町で楽しむことのできる日帰り温泉の1つ「潮騒の湯」について、自分が2024年4月に実際に現地に行った時の体験を基に紹介します。

スポンサーリンク

「潮騒の湯」とは

潮騒の湯

「潮騒の湯」概要

まずは、「潮騒の湯」にまだ行ったことのない方のために、「潮騒の湯」がどんな温泉か簡単に紹介します!

「潮騒の湯」概要
  1. 茨城県の大洗サンビーチの近くにある日帰り温泉施設
  2. 地下深くにある、太古の化石海水から汲み上げた天然温泉を楽しむことができる
  3. 大洗サンビーチの近くにあるため、露天風呂からは太平洋を一望できる
  4. 天然温泉のほかに、ジェットバイブラ風呂や高濃度炭酸泉、遠赤外線サウナなど、いろんな施設を体験することができる
  5. 館内のレストランでは、採れたての新鮮な魚介類を使ったさまざまな料理を味わうことができる

以上のような特徴があります。以降は、「潮騒の湯」の基本情報や源泉、施設の内容などについて、実際に利用した時の体験を基に紹介します!

太古の化石海水とは

「潮騒の湯」は、地下深くにある「太古の化石海水」から汲み上げた天然温泉を楽しむことができますが、この「太古の化石海水」とは何なのか紹介します。

「太古の化石海水」とは、太古の地殻変動などによって、地中に閉じ込められた古い海水のことであり、塩分が多量に含まれているのが特徴です。

また、海に近い地域においては、海水や地下水が、地中に閉じ込められている化石海水に混入している場合があります。

「潮騒の湯」では、上記のような「太古の化石海水」を地下深くから汲み上げた天然温泉を楽しむことができます。塩分の効いた温泉成分により、保温効果や殺菌効果など、さまざまな効果が期待されます。

「潮騒の湯」の源泉

「潮騒の湯」では、地下深くにある太古の化石海水を源泉として引いています。以下では、「潮騒の湯」の源泉について、その特徴を紹介します。

  • 源泉名:大洗サンビーチ温泉
  • 泉質:ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性-弱アルカリ性-低温泉)
  • 泉温:源泉26.9℃(気温14.0℃)
  • 湧出量:35ℓ/分
  • 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、火傷など

温泉の泉質として、塩分が多量に含まれているのが特徴的だよ

塩化物泉は、温泉中の塩分が毛穴をふさいで汗の蒸発を防ぐため、保温効果が高いよ

塩分には殺菌効果もあるから、火傷や切り傷への鎮痛効果が期待できるよ

潮騒の湯の源泉には、1kgあたり、ナトリウムイオン6,134mg、塩化物イオン10,150mgと、両者の含有量がとても多いです!

※特に記載はありませんでしたが、源泉温度・含有成分から、おそらく加温・加水していると思われます!

基本情報

住所〒311-1311 茨城県東茨城郡大洗町大貫町256-25
TEL029-267-4031
アクセス①大洗鹿島線 大洗駅より車で約5分
②常磐自動車道友部JCT経由北関東自動車道水戸大洗ICより8分
営業時間10:00~21:30(最終入館20:30)
定休日毎月第3木曜日(8月を除く)
駐車場有(150台・無料)

「潮騒の湯」施設紹介

「潮騒の湯」では、先ほど紹介した「太古の化石海水」を汲み上げた天然温泉を楽しむことができるほか、ジェットバイブラ風呂や高濃度炭酸泉、遠赤外線サウナなど、いろんな施設を体験することができます。

「潮騒の湯」を利用する前に

大洗サンビーチのすぐ近くにある「潮騒の湯」

「潮騒の湯」は、茨城県大洗町の海沿いにある広大なビーチである「大洗サンビーチ海水浴場」のすぐ近くにある天然温泉です。

「潮騒の湯」の建物の反対側に回ると、大洗サンビーチがすぐ目の前にあります。

潮騒の湯
大洗サンビーチ海水浴場
潮騒の湯
「潮騒の湯」の駐車場にある海岸近道

「潮騒の湯」の駐車場には、大洗サンビーチの海岸に行くための近道を示す表記があります。この表記に従って、建物の横を進んでいくと、目の前に大洗サンビーチが見えてきます。

そのため、大洗サンビーチを楽しんだ後に、そのまま「潮騒の湯」を利用することも可能です。

「潮騒の湯」=大洗サンビーチ海水浴場のすぐ近くにある天然温泉ということを覚えておきましょう。

ちなみに、「潮騒の湯」の駐車場を利用するために、駐車券等は必要なく、誰でも無料で車を駐車することができます。

「潮騒の湯」利用料金

入浴料金※3歳以下は無料平日土・日・祝日
大人(中学生以上)900円1,100円
小人(4歳~小学生)600円700円
  • フェイスタオル(販売)-220円
  • レンタルバスタオル-220円
  • 館内着-450円
  • タオルセット(フェイスタオル+レンタルバスタオル)-400円
  • 手ぶらセット(フェイスタオル+レンタルバスタオル+館内着)-800円

※料金に関しては、2024年4月現在のものです

「潮騒の湯」の利用料金の支払いに関しては、現金のほか、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済のいずれの方法でも支払いが可能です。

受付方法

「潮騒の湯」の入り口から中に入ると、左手の方に下足入れロッカー、右手の方に受付のフロントがあります。「潮騒の湯」を利用する場合は、最初に受付のフロントへ向かわず、下足入れロッカーに履物を入れに行きましょう。

その際、入り口の所に足拭き用のタオルが敷かれているので、大洗サンビーチから来た方は、ここで足の裏をしっかし拭いていきましょう。

潮騒の湯

下足入れロッカーに履物を入れた後は、ロッカーに付いている鍵をかけて、その鍵を持って受付のフロントへ向かいます。

このロッカーは、鍵をかける際に硬貨を入れる必要はなく、無料で使うことができます。

潮騒の湯

下足入れのロッカーの鍵を持ってフロントへ向かった後は、「潮騒の湯」利用の受付を行います。

利用料金を支払った後は、下足入れロッカーの鍵をスタッフの方に預けます。預けた鍵と交換で、館内レストラン利用の際に必要となる「飲食注文札」を受け取ります。

「飲食注文札」を受け取ったら、「潮騒の湯」を利用できるようになるので、温泉を利用したり、食事を楽しんだりしましょう。

ちなみに、スタッフの方に預けた下足入れロッカーの鍵は、「潮騒の湯」の利用が終わって帰る際にスタッフの方から返してもらえます。

潮騒の湯

脱衣所へ向かう道中には、貴重品専用のロッカーが用意されています。ロッカー使用の際は、100円硬貨を入れて使用します(使い終わったら、100円硬貨は返却されます)。

この貴重品専用のロッカーは、脱衣所にも設置されています。

ただ、脱衣所内にある、着替え等を入れる用のロッカーにも鍵が付いているので、着替え等と貴重品を一緒にロッカーに入れても問題ない方は、無理に貴重品専用ロッカーを利用しなくても、問題ありません。

脱衣所

潮騒の湯

脱衣所の中には、着替え等を入れるロッカーと、洗面台、トイレなどがあります。洗面台にはドライヤーや化粧水、綿棒等も用意されています。

着替え等を入れるロッカーは、全部で約80個以上用意されており、前述の通り、ロッカーには鍵が付いているため、しっかり鍵をかけて利用しましょう。

「潮騒の湯」の内湯(大浴場)

「潮騒の湯」の内湯では、「ジェットバイブラ風呂」と「高濃度炭酸泉」の2つを利用することができ、その他に洗い場や遠赤外線サウナがあります。

洗い場

大浴場には、洗い場が約15席用意されています。全ての席にシャンプー・コンディショナー・ボディソープが完備されています。

「潮騒の湯」の大浴場には、内湯として「ジェットバイブラ風呂」と「高濃度炭酸泉」の2つの浴槽と、遠赤外線サウナ・水風呂があるので、洗い場で体をしっかり洗ってから、大浴場の施設を楽しみましょう。

ジェットバイブラ風呂

潮騒の湯にある2つの内湯のうちの1つである「ジェットバイブラバス」

大人20人ほどが浸かれる大きさとなっており、大浴場にある浴槽の中では比較的大きめの内湯です。

ジェットバイブラ風呂では、浴槽の底部から気泡が噴出しており、体には適度な水圧がかかり、体の筋肉をほぐしてくれます。

痛みを伴ったり、ストレスを感じたりするほどの水圧ではないため、マッサージ感覚で楽しむことができ、小さな子供でも安心して浸かることができます。

高濃度炭酸泉

潮騒の湯にあるもう1つの内湯である「高濃度炭酸泉」

大人5人ほどが浸かれる大きさとなっており、大浴場にある浴槽の中では小さめの内湯で、一度に入浴できる人数は限られます。

人工温泉製造装置により、浴槽内に炭酸ガスを発生させ、炭酸ガスが1,000ppm以上溶け込んだ炭酸泉が、入浴者の血液の巡りを良くし、新陳代謝をアップさせます。

設置されている温度計を見ると、高濃度炭酸泉のお湯の温度は41℃となっており、熱すぎず、適度な湯温でゆっくり寛ぐことができます。

炭酸泉については、本場ドイツでは「心臓の湯」と呼ばれており、5分の入浴で血流が4倍になるといわれています。

参考までに、炭酸泉の血流促進による効果を以下にまとめます。

  • 動脈硬化や心臓病などの循環器系疾患の緩和
  • 冷え性・高血圧・肩こり・血行障害の改善
  • 筋肉疲労の緩和
  • 便秘解消・利尿作用・むくみ解消 など

遠赤外線サウナ

大浴場には遠赤外線サウナも用意されています。サウナの室内には、座るところが2段あり、室内全体で、大人が15人ほど座れるくらいの大きさとなっています。

室内の温度は95℃となっており、テレビなどが備え付けられていませんが、サウナ用の時計が設置されているので、自分がどれくらいサウナの室内にいるか、サウナ用の時計を見ながら確認しましょう。

サウナマットなどはありませんが、座るところにタオルが敷いてあります。

サウナ室のすぐ近くには水風呂も用意されているので、自由に利用しましょう。

「潮騒の湯」の露天風呂

大浴場から外へ出ると、「潮騒の湯」の露天風呂があります。露天風呂の大きさとしては、大人約30~40人ほどが浸かれる大きさとなっており、「潮騒の湯」内にある一番大きな温泉です。

先ほど紹介した「太古の化石海水」から温泉を引いており、塩分を豊富に含んでいるため、保温性が高く、湯冷めのしにくい温泉となっています。

露天風呂の目の前には、大洗サンビーチが広がっており、広大な海を見ながら温泉を楽しむことができます。

温泉の温度としては約41℃ほどであり、海辺の心地よい風のおかげで、とても気持ちの良い気分になれるでしょう。

「潮騒の湯」のお食事処

潮騒の湯
「潮騒の湯」のお食事処①
潮騒の湯
「潮騒の湯」のお食事処②

「潮騒の湯」には、海を眺めながら食事ができる展望レストランがあります。

展望レストランの席数はおよそ230席用意されており、どの席からも、大洗サンビーチをすぐ目の前に見ることができます(席は、テーブル席と座敷の2タイプがあります)。

このレストランの自慢は、とれたての新鮮な魚介類を使ったさまざまな料理を食べれることです。浜焼きや刺身、寿司、海鮮丼、定食、その他一品料理など、海の幸をいろんな形で楽しむことができます。

展望レストランを利用する際は、受付の時にもらった「飲食注文札」が必要になるので、用意しておきましょう。

レストラン営業時間-10:00~20:40(L.O.20:00)

最後に。。。

今回は、天然温泉「潮騒の湯」について紹介しました。

大洗サンビーチ海水浴場のすぐ近くにあり、太古の化石海水から源泉を引いている天然温泉を楽しむことができます。

塩分を多く含んでいる温泉なので、湯冷めすることがなく、体の芯まで温まることができ、ゆったりと寛ぐことができると思います。

本記事の内容が、茨城県の温泉を楽しむことのできるきっかけになることができれば、嬉しいです。

ちなみに、「潮騒の湯」の周辺には、以下のような観光スポットもあり、こちらもおすすめです↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました