- 軽井沢のおすすめ観光スポット
- ハルニレテラスについて
- 旧軽井沢銀座通りについて
- 石の教会について
- 白糸の滝について
- 雲場池について
- 軽井沢チョコレートファクトリーについて
- 碓氷峠(めがね橋)について
長野県の軽井沢町は、長野県の東側、浅間山山麓に位置する、標高900~1,000m地点にある高原リゾート地です。全国的に夏の暑さが厳しい8月においても、気温が30℃を超える日はそれほど多くなく、夏が比較的涼しいことから避暑地として人気があります。
そんな軽井沢町は、東京都心からのアクセスも良く、周囲を豊かな自然に囲まれており、 “白糸の滝” や “雲場池” といった景観スポットや、軽井沢の歴史や特徴を感じることのできる様々な観光スポットがあります。
そこで今回は、軽井沢町のおすすめの観光スポットについて、自分が実際に現地に行った時の体験を基に紹介します。
ちなみに、本記事の内容は、自分が2020年8月~2023年10月の間に現地に行った時の内容を基に書いています。
軽井沢おすすめスポット①ハルニレテラス

概要
“ハルニレテラス” は、長野県北佐久郡軽井沢町の星野エリア内にあるショッピングスポットであり、以下のような特徴があります。
- 長野県北佐久郡軽井沢町の星野エリア内にある商業施設
- 周辺に100本以上の自生するハルニレ(春楡)の木々の中に広がる、ショッピングやランチなどを楽しむことのできる様々な建物をウッドデッキでつないでいる
- 施設のコンセプトは『軽井沢の日常』
- 自然と共存した商業施設のデザインが評価され、「土木学会デザイン賞 最優秀賞」を受賞
以上のような特徴があります。
ハルニレ(春楡):日本全国各地に分布するニレ科の落葉高木であり、北日本を中心とした寒冷地の湿地に自生し、春に花を咲かせ、結実する
基本情報
住所 | 〒389-0194 長野県北佐久郡軽井沢町星野 ハルニレテラス |
TEL | 0267-45-5853 |
アクセス | ①JR軽井沢駅から車で約10分 ②上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから車で約25分 |
営業時間 | 入場自由(店舗により異なる) |
定休日 | 入場自由(店舗により異なる) |
駐車場 | 有(250台) |
現地の様子
ハルニレテラスは、軽井沢星野エリア内にあり、周囲には軽井沢の有名な旅館である「星のや軽井沢」や「星野温泉 トンボの湯」「石の教会 内村鑑三記念堂」「軽井沢高原教会」など、様々な施設があります。
車で来られた際は、駐車場に車を止めた後、敷地内を流れる湯川に沿って歩いて行くと、ハルニレテラス内の建物を繋ぐウッドデッキに辿り着くことができます。



周囲を自生する100本以上のハルニレの木々に囲まれており、ウッドデッキを挟んで食事処やお土産店、ベーカリー、小物販売など、様々なお店が立ち並んでいます。



ハルニレテラス内にあるお店の一例です。これらの他にも、ジェラートショップである「HARVEST NAGAI FARM」、中国家庭料理のお店「希須林」、イタリアンのお店「イル・ソーニョ」、カフェ「丸山珈琲」など、様々なお店があります。
ハルニレの木々や湯川の清流といった自然に囲まれながら、食事やショッピングを楽しみましょう!
ちなみに、ハルニレテラスについては、こちらでより詳しく紹介しています↓
軽井沢おすすめスポット②旧軽井沢銀座通り

概要
“旧軽井沢銀座通り” は、長野県北佐久郡軽井沢町の旧軽井沢エリアにある商店街のことで、以下のような特徴があります。
- 旧軽井沢エリアのメインストリートであり、通りの長さが約750mほどある商店街
- 旧軽井沢銀座通りの両端には、グルメ食べ歩きやイートイン、お土産、ショッピングなど、様々なお店が連なっている
- 年間100万人以上の観光客が訪れる軽井沢の人気スポット
以上のような特徴があります。
基本情報
住所 | 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢878 |
TEL | 0267-42-1775 |
アクセス | JR軽井沢駅より徒歩約20分、車で約5分 |
営業時間 | 9:30~18:30 ※店舗により異なる |
定休日 | 店舗により異なる |
駐車場 | 周辺に有料駐車場有り |
現地の様子
旧軽井沢銀座通りは、旧軽井沢エリアのメインストリートであり、現地には老舗のベーカリーやコーヒーショップ、その他いろんな軽井沢グルメやショッピングを楽しむことのできるお店がたくさんあります。例えば、



上記の写真のほかにも、川上庵の信州そばや腸詰屋のホットドッグ、ベーカリー&レストラン沢村のパンなど、軽井沢グルメを楽しむことのできるお店がたくさんあります。
その他にも、お土産店や雑貨屋、ショッピングモールなど、いろんなお店があり、一日を通して楽しむことができます。
軽井沢に観光に来た際は、ぜひ訪れてほしい観光スポットの1つなので、ぜひ訪れてみてください!
ちなみに、旧軽井沢銀座通りについては、以下でもっと詳しく紹介しています↓
軽井沢おすすめスポット③石の教会 内村鑑三記念堂

概要
“石の教会 内村鑑三記念堂” は、長野県北佐久郡軽井沢町の星野エリア内にある教会で、以下のような特徴があります。
- 明治期のキリスト教者である内村鑑三の「神が創造した天然こそが祈りの場である」という「無教会思想」から生まれた教会で、教会内には祭壇も十字架も無い
- 建築様式は、建築家ケンドリック・ケロッグによる「オーガニック建築」
- 教会は、石とガラスが折り重なるアーチ状の外観となっている
- 教会の地上部は礼拝堂、地下部は内村鑑三記念堂となっている
- ホテルブレストンコートに隣接しており、結婚式の会場としても人気がある
以上のような特徴があります。
オーガニック建築:建物が自然の一部になることを提唱した建築様式
基本情報
住所 | 〒389-0195 長野県北佐久郡軽井沢町星野 |
TEL | 0267-45-2288 |
アクセス | ①上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより車で約20分 ②上信越自動車道 小諸ICより車で約25分 ③JR軽井沢駅よりタクシーで約15分 ④しなの鉄道中軽井沢駅よりタクシーで約5分 |
営業時間 | 9:00〜18:00(見学時間) |
定休日 | 無休(臨時休業あり) |
駐車場 | 有 |
現地の様子
石の教会 内村鑑三記念堂は、ハルニレテラス同様、軽井沢星野エリア内にあります。
同施設専用の駐車場は無料で利用することができ、この駐車場から石の教会までは、石畳でつながっています。
この石畳の上を歩いて行くと、その先に石の教会が見えてきます。



石の教会 内村鑑三記念堂の外観です。
石とガラスでできたアーチ状の教会が、周りの自然と調和しているのが特徴的です。
石の教会のアーチは、石とガラスが互いに重なり合っており、石が力強い男性、ガラスが繊細な女性を象徴し、それらが重なり互いに支え合う二人の人生を表現している
教会内は、当日挙式等が行われていなければ、実際に教会内を見学することができます。
教会内については、地上部が礼拝堂・チャペル、地下部が内村鑑三記念堂となっています。
石とガラスでできたアーチから教会内に外からの自然な光が降り注ぎ、周囲の自然と調和したオーガニック建築により、教会内は静寂で不思議な雰囲気に包まれています。
教会内は撮影禁止のため、教会内の写真はありませんが、ぜひ実際に現地に行って、教会内の雰囲気を味わってもらいたいです!
軽井沢おすすめスポット④白糸の滝

概要
“白糸の滝” は、長野県北佐久郡軽井沢町にある滝スポットであり、以下のような特徴があります。
- 長野県北佐久郡軽井沢町の「北軽井沢エリア」にある、高さ3m、幅70mの大きさを誇る滝
- 滝の落差はあまり大きくはないが、幅が非常に大きく、流れ落ちる滝の姿は、「白糸で作られたカーテン」を思い起こさせる
- 流量が天候や季節によって左右されず、ほぼ一定で濁りが無く、白糸のような清水が流れ落ちることから “白糸の滝” と命名されたといわれている
- 源流は、浅間山の伏流水であり、浅間山に降った雨が地中に浸透し、白糸の滝の源泉となっている
- 四季の変化を楽しむことができ、春~夏は周りが緑に囲まれ、秋は紅葉、冬は雪に囲まれた白糸の滝を楽しむことができる
以上のような特徴があります。
基本情報
住所 | 〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉 小瀬 |
TEL | 0267-42-5538(軽井沢観光会館) |
アクセス | ①上信越自動車道軽井沢ICより車で約38分 ②上信越自動車道佐久ICより車で約42分 ③JR軽井沢駅よりバスで約23分、「白糸の滝」下車後徒歩5分 |
営業時間 | 自由入場 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 有 |
現地の様子
白糸の滝は、軽井沢町の北軽井沢エリアにあり、群馬県との県境にある有料道路である「白糸ハイランドウェイ」の道沿いにあります。
駐車場から白糸の滝への入り口は比較的近く、以下の写真のような案内板が見えてきます。

白糸の滝の案内板によると、入り口から白糸の滝までは約150m。
入り口からほんの少し歩いて行くと、白糸の滝の美しい景色を見ることができます。

入り口から白糸の滝までは遊歩道が整備されています。傾斜も厳しくなく、凹凸も無い遊歩道を歩いて行くことになるので、足への負担は少ないと思います。
遊歩道の横からも、上流から流れる滝を見ることができ、周りも木々に囲まれているため、マイナスイオンを浴び、滝の流れる清らかな音を聞きながら、爽快な気分で白糸の滝を目指せると思います。

遊歩道を奥まで進むと、白糸の滝に辿り着くことができます。
滝の高さは約3mとそれほど落差はありませんが、幅が約70mと非常に大きく、流れ落ちる滝の姿は、「白糸で作られたカーテン」のようです。
周りを森に囲まれているため、四季の変化によりいろんな滝の姿を見ることができます。
ぜひ、清らかな滝の流れを楽しんでください!
軽井沢おすすめスポット⑤雲場池

概要
“雲場池” は、長野県北佐久郡軽井沢町にある自然スポットであり、以下のような特徴があります。
- 御膳水からの水を水源とする静かで大きな池(湖)
- 「スワンレイク」とも呼ばれており、情緒豊かで、落ち着いた雰囲気がある
- 四季の変化を感じることができ、四季折々の自然の姿がとても美しく湖面に映りこむ
- 春から夏にかけては、新緑の美しさや水の清らかさを感じることができる
- 軽井沢の紅葉の名所でもあり、例年10月中旬~11月上旬頃に見頃を迎える
以上のような特徴があります。
御膳水:長野県軽井沢町のホテル鹿島ノ森(旧二條家別荘)の敷地内にある渓谷から湧き出る湧水
基本情報
住所 | 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢 |
TEL | 0267-45-8579(観光経済課) |
アクセス | ①JR軽井沢駅より車で約7分 ②JR佐久平駅より車で約31分 ③上信越自動車道軽井沢ICより車で約20分 ④上信越自動車道佐久ICより車で約28分 |
営業時間 | 自由入場 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 有 |
現地の様子

雲場池の実際の現地の様子です。
雲場池の湖面に周りの木々の緑や空が映りこむ水鏡を堪能できます。
青空の青色が湖面に映りこみ、周りの木々の緑と相まって、より綺麗な景色を見ることができます。

雲場池には野生のカルガモも生息しています。静かに流れる雲場池の湖面をゆったりと泳いでいるカルガモの姿にはとても癒されます。
雲場池の周りは、1周約20分ほどで散策することができます。
周りの豊かな自然や、ゆったりと流れる湖の水の流れ、湖面に映りこむ木々や空、野生のカルガモと、街中を離れ、自然に癒されながら雲場池を散策するのがおすすめです!


雲場池は、軽井沢でも有名な紅葉の名所としても知られています。例年でいうと、10月中旬ごろから周りの木々が色付き始め、10月下旬~11月上旬ごろに紅葉の見頃を迎えます。
上の写真は、10月中旬と、紅葉の色付き始めの段階であり、完全な見頃の時期には、周りの木々がさらに赤く色付きます。また、紅葉で色付いた周りの木々が、空の青色と一緒に水面に映り込み、とても幻想的な空間を造り上げています。
雲場池の四季の変化をぜひ楽しんでください!
軽井沢おすすめスポット⑥BON OKAWA 軽井沢チョコレートファクトリー

概要
“軽井沢チョコレートファクトリー” は、長野県北佐久郡軽井沢町にあるお店であり、以下のような特徴があります。
- 長野県軽井沢町にある『カラフルでかわいいチョコレートとラスクのお店』
- 「チョコレートボール」や「軽井沢ラスク」などの商品をメインに販売している
- 店内工場スペースでは、実際の商品の製造・販売も行っており、工場の様子をガラス越しで見学することもできる
- イートインスペースもあり、軽井沢の豊かな自然の景色を眺めながら、購入した商品を味わうことができる
以上のような特徴があります。
基本情報
住所 | 〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1323-80 |
TEL | 0267-31-6630 |
アクセス | ①上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより車で約17分 ②JR軽井沢駅より徒歩17分 |
営業時間 | 10:00~18:00 ※季節により変動あり |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 有(25台) |
販売されている商品例



軽井沢チョコレートファクトリーで販売されている商品の中で、人気の高い商品である軽井沢ラスクと軽井沢チョコレートボールです。両商品とも、一つの味だけでなく、様々な味の商品が販売されており、いろんな味が楽しめます。
例としては、軽井沢ラスクはキャラメルアーモンドとミルクチョコレートがあり、軽井沢チョコレートボールは一つのボックスにビター・キャラメル・リンゴ・ブルーベリー・イチゴ・レモンの6つの味が入っています。
上記の他にも、いろんな味の異なる商品や種類があります。自分のお気に入りの商品を探してみましょう!
番外編:碓氷峠(めがね橋)

概要
“碓氷峠(めがね橋)” は、群馬県安中市にあるスポットであり、以下のような特徴があります。
- アプト式鉄道時代に造られたレンガ造りの4連アーチ橋であり、国鉄信越本線横川駅-軽井沢駅間の橋梁である
- 正式名称は碓氷第三橋梁(うすいだいさんきょうりょう)といい、「めがね橋」の通称で親しまれている
- 明治25年4月に建設が始まり、12月に完成
- 全長約91m、川底からの高さが約31mあり、現存するレンガ造りの橋としては、日本で最大級の規模を誇る
- 「碓氷峠鉄道施設」として国の重要文化財に指定されている
以上のような特徴があります。
アプト式鉄道:スイスで生まれた、歯車を使って急な坂を登っていく鉄道のことで、2本の線路の間に歯車用のレールが付いているのが特徴
基本情報
住所 | 〒379-0307 群馬県安中市松井田町坂本 |
TEL | 027-382-1111(安中市松井田支所) |
アクセス | ①上信越自動車道松井田妙義ICより車で約15分 ②JR信越本線横川駅より徒歩100分またはタクシー約10分 |
現地の様子
碓氷峠(めがね橋)は、群馬県↔軽井沢町区間の途中の山道で立ち寄ることができます。
無料駐車場である「めがね橋駐車場」が、めがね橋から徒歩3分ほどの場所にあるので、車を駐車し、ゆっくり見て回ることができます。

実際のめがね橋の様子です。めがね橋の真下から見上げると、その大きさに圧倒されます。
めがね橋の下の道を奥に進むと、橋の上へ上るための階段があり、実際に橋の上に上ることができます。


めがね橋の上から見た景色と、当時のまま残っているトンネルです。
周囲を山々に囲まれた見事な絶景を見ることができます。当時のトンネルも残っており、その歴史を感じることができます。
軽井沢町へ向かう途中にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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