- 仙台のおすすめ名物・名産グルメとそのお店を紹介
- 「仙台っ子ラーメン」とらーめん堂仙台っ子 仙台駅前店
- 「ずんだ餅」と村上屋餅店
- 「牛たん」とたんや善治郎 別館
- 「仙台牛」とすてーきはうす伊勢屋
宮城県仙台市には「牛たん」「笹かまぼこ」「ずんだ餅」「仙台せり鍋」「冷やし中華」「仙台牛」などたくさんの名物グルメがあります。仙台に住んでいないとなかなか食べることのできないものも多くあり、いざ仙台に行くと、どれを食べに行こうか迷ってしまうこともあると思います。
そこで今回は、宮城県仙台市のたくさんある名物・グルメの中から、自分が実際に食べたものを何種類か厳選し、紹介します!
ちなみに、本記事の内容は、自分が2020年7月23日~24日の間に、実際に現地に行った時の体験を基に書いています。
仙台おすすめグルメ①らーめん堂仙台っ子の「仙台っ子ラーメン」

仙台っ子ラーメンとは
まずは、「仙台っ子ラーメン」をまだ食べたことのない方のために、仙台っ子ラーメンがどのようなラーメンか簡単に紹介します!
- 宮城県で展開されているラーメンチェーン店「らーめん堂仙台っ子」で食べることのできる主力のラーメン
- スープは豚骨ベースの醤油であり、ベースとなる豚ガラを十数時間煮込んだ後、さらに豚ガラを加え、ここに鶏ガラと野菜を加えて煮込んで作られる
- 麺は食べやすい中太麺
- 1995年の創業以来、20年以上変わらぬ味を守っている
以上のような特徴があります。以降は、仙台っ子ラーメンを食べることのできる「らーめん堂仙台っ子」について紹介します!
らーめん堂仙台っ子
仙台っ子ラーメンを食べることのできる「らーめん堂仙台っ子」について紹介します!
- 宮城県で展開されているラーメンチェーン店
- 店名の由来は「仙台を代表するラーメンに」という想いから付けられた
- 1995年に1号店がオープンし、2023年現在、宮城県内13店舗を展開している
- 創業から20年以上変わらない味を守り続け、お客さんに提供し、地元民から愛され続けられている
以上のような特徴があります。
らーめん堂仙台っ子は、上述の通り、宮城県内に13店舗を展開していますが、宮城県に初めて行く方、もしくは宮城県にあまり詳しくない方には、らーめん堂仙台っ子 仙台駅前店がおすすめです。
らーめん堂仙台っ子 仙台駅前店は、JR仙台駅のすぐ近く、徒歩5分ぐらいのところに店舗があります。
JR仙台駅西口から出て、ペデストリアンデッキを進み、地上に続く階段のすぐ下に店舗があります。少し店舗を発見するのは苦労するかもしれませんが、迷ってしまった場合は、JR仙台駅を目印にすればすぐやり直せるので、大丈夫だと思います。
らーめん堂仙台っ子 仙台駅前店
住所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目8-38 |
TEL | 022-221-7786 |
アクセス | JR仙台駅より徒歩5分 |
営業時間 | 日,月,火,水,木→11:00~翌1:00 金,土,祝前日→11:00~翌2:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 無 |
らーめん堂仙台っ子 仙台駅前店の「仙台っ子ラーメン」

らーめん堂仙台っ子 仙台駅前店の仙台っ子ラーメン(チャーシューメン)です。
スープは豚骨ベースの醤油。ベースとなる豚ガラを十数時間煮込んだ後、さらに豚ガラを加え、ここに鶏ガラと野菜を加えて煮込んで作られています。
仙台っ子ラーメンのスープには、通常の5倍以上の豚ガラをふんだんに使用し、2日以上煮込むことによって作られています。
その豚骨醤油スープに、ネギ、小松菜、海苔、チャーシューのトッピングされたラーメンです。
写真のように、仙台っ子ラーメンにライスを付けることもできます(らーめんご注文の方に限り、ライス無料)。
実際に食べてみると、味はとても濃厚で、うま味もあり、食が進みます。ライスとも相性が良く、濃い味のラーメンが好きな人には特におすすめです。
それぞれの店舗で味に違いがあるらしく(ベースのスープは同じ)、店舗ごとに食べ比べをしてみるのも良いかもしれません。
仙台おすすめグルメ②村上屋餅店の「づんだ餅」

づんだ餅とは
仙台のご当地スイーツとして有名な「づんだ餅」
まずは、「づんだ餅」をまだ食べたことのない方、もしくは「づんだ餅」のことをよく知らない方のために、「づんだ餅」がどのような食べ物か簡単に紹介します!
- づんだとは、枝豆を塩ゆでし、その後すりつぶした枝豆を砂糖や塩で味付けして作る緑色のペーストのこと
- づんだ餅とは、上記のづんだをお餅に絡めたり、団子にのせたりして食べる、宮城県仙台市のご当地グルメ
- ずんだ餅とも表記する(後述の村上屋餅店では「づんだ餅」と表記するのが伝統になっている)
以上のような特徴がある宮城県仙台市のご当地グルメです。
以降は、「づんだ餅」を食べることのできるお店の1つである「村上屋餅店」について紹介します!
づんだ餅の由来は、仙台藩藩主伊達政宗と関係があるとの説もあるようです。
料理好きの伊達政宗が合戦の時に、陣内で陣太刀(じんたち)の柄を使って枝豆をつぶして、餅と混ぜ合わせて食べていて、陣太刀餅と呼ばれていたのが、次第にづんだ餅となったとも言われているようです。
村上屋餅店
づんだ餅を食べることのできるお店の1つである「村上屋餅店」について紹介します!
- JR仙台駅から徒歩約15分の所に店舗を展開する、づんだ餅を提供しているお店
- 創業140年の老舗(明治時代から営業を続けている)
- づんだ餅発祥の店といわれ、地元民にも観光客にも人気
- イートイン、テイクアウトどちらも対応可能
以上のような特徴があります。

村上屋餅店
住所 | 〒980-0023 宮城県仙台市青葉区北目町2-38 |
TEL | 022-222-6687 |
アクセス | JR仙台駅より徒歩15分 |
営業時間 | 9:00~18:00(日曜営業) |
定休日 | 月・火(臨時休業あり) |
駐車場 | 無 |
村上屋餅店の「づんだ餅」
村上屋餅店は、JR仙台駅から徒歩約15分ほどの所に店舗を展開しています。少しアクセスは悪いですが、販売されているづんだ餅は非常においしいので、多少時間をかけて歩いて向かっても、訪れる価値は十分あると思います。
イートイン・テイクアウト両方に対応しており、イートイン席は店内に4卓ほど用意されています。時間帯によっては、イートイン席が全て埋まっており、店の外まで順番待ちのお客さんがいるほど人気のづんだ餅のお店となっています。

イートインメニューの1つである “三色餅(づんだ・ごま・くるみ)” です。
人気メニューの「づんだ餅」だけでなく、「ごま餅」と「くるみ餅」を1つずつ食べることのできるお得なセットとなっており、イートインメニューの中で一番人気のメニューとなっています。
づんだ餅については、甘さが控えめな感じで、枝豆本来の風味をしっかり感じ取ることができます。一緒に付いてきた「くるみ餅」は甘さが濃厚で、「ごま餅」はごまペーストの舌触りがしっかり感じることができます。
この三色餅は、「一度にいろんな味の餅を食べたい」というお客さんのニーズに応えて誕生したメニューのようです。

づんだ餅単品でも注文することができます。単品で注文した場合、お餅が3つ付いてきます。お餅が3つなので、結構ボリュームがありますが、純粋にづんだ餅をたくさん味わうことができます。
づんだ餅だけでなく、くるみ餅・ごま餅も単品で注文することができます。
自分好みのづんだ餅の食べ方で楽しんでもらいたいです!


店内には、仙台出身のサンドウィッチマンなど、お店を訪問したいろんな芸能人・有名人のサインが飾ってあります。
いろんな芸能人・有名人の方々も訪れた有名なお店で、仙台名物のおいしいづんだ餅をぜひ味わってください!
仙台おすすめグルメ③たんや善治郎の「牛タン料理」

仙台で牛タンが有名な理由
仙台の名物で多くの方が真っ先に思いつくのは「牛タン」だと思います。
しかし、仙台で牛タンが有名な理由は、あまり知られていないと思います。
まずは、仙台で牛タンが有名になった理由を紹介します(諸説あるため、簡潔に紹介します)。
- 戦後の1950年代、当時は日本全国が食糧難にあえぐ時代だった
- 当時の日本では、手軽にできる焼き鳥屋が流行っており、多くの同業他社が存在した
- 牛タンの名店「味太助(あじたすけ)」の初代店主 佐野啓四郎氏(故)は鶏肉だけでなく、豚肉や牛肉など、様々な素材の焼き料理を生み出して提供していたが、すぐにほかの同業他社に真似をされてしまった
- 佐野啓四郎氏に「誰にも真似のできない自分だけの料理を造りたい」という気持ちが芽生えだす
- 当時、アメリカの駐在軍の多かった仙台には、たくさんの牛肉が運び込まれており、その牛肉で余ったタンとテールに目を付け、タンとテールを何とか利用できないかと試行錯誤した結果、仙台名物の牛タン料理とテールスープが誕生した
簡潔にまとめると、以上のような経緯で仙台に牛タン文化が広まっていきました。
そんな宮城県仙台市には、牛タン料理を味わうことのできるお店がたくさん存在します。
今回は、その中から自分が実際に行った牛タン専門店 “たんや善治郎” について紹介します!
牛タン専門店「たんや善治郎」

宮城県仙台市内にある牛タン専門店「たんや善治郎」
仙台市内に数店舗展開しており、「仙台駅 駅前本店」「牛たん通り店」「長町モール店」「多賀城店」などがあります。
今回は、市内で展開されている店舗の中から、自分が実際に訪れた、JR仙台駅西口から徒歩5分の所に店舗を展開している「たんや善治郎 別館」を紹介します!
たんや善治郎 別館
住所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1-8 |
TEL | 022-393-8015 |
アクセス | JR仙台駅西口から徒歩5分 |
営業時間 | 11:00~23:00(L.O.22:30) |
定休日 | 12月31日、1月1日 ※不定期で店休日あり |
駐車場 | 無 |
たんや善治郎 別館 の「牛タン料理」

たんや善治郎 別館 で頼むことのできる「牛たん定食」です。
牛たん定食の内容としては、牛タン、麦飯、サラダ、テールスープとなっており、たんや善治郎 別館において、1番人気のメニューとなっています。
実際に食べてみると、牛タンの厚みは結構あるにも関わらず、歯ごたえがとても柔らかく、味はあっさりしていて、牛たん本来の味を味わうことができます!
ちなみに、提供される牛タンの枚数は選ぶことができるため、自分の食べたい枚数を食べることができます(写真は、4枚8切れのものです)。
牛たん定食の牛タンの枚数は、3枚(6切れ)、4枚(8切れ)、5枚(10切れ)、6枚(12切れ)の中から選ぶことができ、枚数によって価格が異なります。

メニューの中には、牛たん定食のほかに、牛たんつくねや牛たんソーセージなどの単品メニューのほか、海鮮10点盛り合わせや刺身3点盛り合わせなどの海鮮メニュー、仙台の地酒、サラダ、笹かまぼこ串などもあり、牛タン以外の仙台グルメも楽しむことができます。
仙台には、ここのほかにも牛タンを楽しむことのできるお店はたくさんあり、仙台駅3階にある「牛たん通り」には、牛タンのお店がたくさん集まっています。
ぜひ、仙台名物の代表格である「牛タン」を楽しんでください!
仙台おすすめグルメ④すてーきはうす伊勢屋の「仙台牛」
“仙台牛” は、宮城県が誇る銘柄牛のトップブランドです。
- 仙台牛生産登録農家によって宮城県内で肥育された黒毛和種である
- 肉質等級が5等級に格付けされた牛肉だけが「仙台牛」の称号を得ることができる(次のランクは仙台黒毛和牛となる)
- 全国有数の米どころである宮城県で育ったササニシキやひとめぼれなどの稲わらを贅沢に食べて育つ
- 口当たりが良く柔らかで、まろやかな風味と豊かな肉汁を持つ
以上のような特徴があります。

すてーきはうす伊勢屋で食べることのできる仙台牛ステーキです。
JR仙台駅構内に店舗を展開しています。仙台といえば牛タンのイメージが強いですが、仙台牛といった銘柄牛もあるので、ぜひ味わってみてください!
すてーきはうす伊勢屋
住所 | 〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1-1エスパル仙台店地下レストラン街 |
TEL | 022-262-0012 |
アクセス | JR仙台駅より徒歩1分 |
営業時間 | 11:00~22:00(ランチ11:00~15:00) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 有(仙台駅周辺の駐車場を利用) |
最後に。。。
今回は、宮城県仙台市のおすすめ名物・グルメを紹介しました。
「仙台っ子ラーメン」「づんだ餅」「牛たん」「仙台牛」と、幅広いジャンルのグルメを楽しむことができ、飽きることなく色んな味を楽しむことができます。
また、どのお店も仙台駅からの徒歩圏内で食べることができ、おすすめです。
仙台市内にはこのほかにもたくさんの名物・グルメが存在し、宮城県内でも太平洋側の「はらこ飯」「フカヒレ」「南三陸キラキラ丼」のような海鮮グルメもあります。
ぜひ、仙台に行った際は、観光と同時に名物・グルメも楽しんでもらいたいです!
ちなみに、仙台観光についてはこちらから↓
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