青森県の桜の名所の一つとして「弘前公園」という公園があります。
弘前公園は、青森県弘前市にある弘前城の城下にある公園であり、県内でも有数の桜の名所として、例年桜の見頃の時期には「弘前公園さくらまつり」が開催されます。
弘前公園さくらまつりの最大の特徴は、開催時期が4月中・下旬~5月上旬と、GWの連休中に開催されるということです。
青森県は、桜の開花時期が4月中旬~下旬と国内では遅い時期のため、タイミングが合えば、GWの連休中に、桜を楽しむことができるのです!
また、弘前公園の桜は、日本さくら名所100選にも選ばれています。
そこで今回は、「弘前公園さくらまつり」について、自分が実際に現地に行った時の体験を基に紹介します。
ちなみに、本記事の内容は、自分が2021年4月24日~25日の間に、実際に現地に行った時の体験を基に書いています。
弘前公園とは
弘前公園概要
弘前公園は、青森県弘前市にある公園で、以下のような特徴があります。
以上のような特徴があります。
基本情報
住所 | 〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1 |
TEL | 0172-33-8733(お問い合わせ先:一般社団法人 弘前市みどりの協会) |
アクセス | JR弘前駅より徒歩約30分、タクシー約10分、バス約20分 |
営業時間 | 有料区域は9:00~17:00(さくらまつり期間は7:00~21:00) ※無料区域は24時間入場可 |
定休日 | 無休(11月24日から3月31日まで有料区域が無料になり、天守は閉館) |
駐車場 | 無(弘前公園周辺の有料駐車場を利用してください) |
青森県弘前市を目指して
東北新幹線~新青森駅
関東方面から青森県弘前市へ向かう場合、JR東北・北海道新幹線の新青森行き、もしくは新函館北斗行きに乗る必要があります。
関東地方では、東京駅や大宮駅(埼玉)などから乗車することができます。
東北・北海道新幹線は、新青森行き及び新函館・北斗行きのどちらとも全席指定となるため、乗車の際は、事前の予約が必要となります。
参考として、大宮駅から乗車した場合、約3時間で新青森駅に到着します。
東北新幹線下車後、在来線乗り換え口に向かう途中、小さなねぶたが展示してあったり、リンゴジュースだけの自動販売機があったりします。
これらを見ると、青森に来たと実感すると思います。
新青森駅に到着した後は、弘前駅に向かうために、在来線であるJR奥羽本線に乗り換えを行います。
新青森駅~弘前駅
新幹線からJR奥羽本線の秋田方面行に乗り換え、弘前駅を目指します。
青森県内の駅では、2022年現在、Suicaなどの交通系ICカードは使えないので、電車を利用する際は、現金で乗車券を購入する必要があるため、注意してください。
新青森駅乗車約40分の移動後、弘前駅に到着します。
弘前駅には、「中央口」と「城東口」の2つの出口がありますが、弘前さくらまつりの会場である弘前公園に向かうには、「中央口」から駅の外に出ます。
JR弘前駅改札口の様子です。
弘前さくらまつりが開催される時期は、毎年県内・県外から多くの観光客が訪れるため、駅構内が普段からは考えられないくらい混み合います。
青森県内の電車は、電車の来る間隔が約40分に1本と、電車の来る頻度が非常に少ないです。
前もって、自分の乗車する電車の時間を調べておくことをおすすめします!
弘前駅中央口の様子です。
「弘前さくらまつり」×「桜ミク」のコラボにより、中央口は桜ミクで彩られています。
弘前駅から弘前公園までは、タクシーや市内循環バスなどの移動手段がありますが、今回は市内循環バスを利用しました。
ちなみに、弘前駅から弘前公園までの移動時間の目安としては、
- 徒歩-約30分
- バス(市内循環バス)-約20分
- タクシーー約10分
となっていますので、参考にしてください。
弘前公園、弘前さくらまつり
弘前さくらまつり開催中の様子①
市内循環バスに乗り、約20分後、弘前さくらまつりの会場である弘前公園に到着します。
青森県は、桜の開花時期が4月中旬~下旬と国内では遅い時期であり、タイミングが合えば、ゴールデンウィーク前半に桜を見ることも可能です。(年により開花時期変動あり)
弘前公園園内の様子です。
朝の早い時間帯なら、まだそれほどお客さんも多くなく、スムーズに回れますが、昼になるにつれて、お客さんも多くなっていきます。
ちなみに、弘前さくらまつり開催中は、朝7時から入園することができます。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、園内は密にならないよう、一方通行などいろいろと規制がされていましたが、それでも十分さくらまつりを楽しむことができます。
花筏(はないかだ)
弘前公園外濠の様子です。
外濠の池に桜の花びらが浮かんで、花筏(はないかだ)と呼ばれています。
ちなみに、この花筏は「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれたみたいです。
ハート形の桜
弘前公園内の舗装された道を外れたところにかなりの人だかりができていたので、見に行ってみると、
咲き方がハート型になっている桜があります!
写真を撮っているお客さんの人だかりがなければ、この場所を発見するのは少し難しいかもしれませんが、さくらまつりに参加された際は、ぜひこのハート形の桜を探してみてください。
弘前城と岩木山
公園内を進んでいき、公園奥に行くと、「弘前城」を見ることができます!
弘前城の後ろには、雪解け間もない「岩木山」も見ることができます。
弘前さくらまつり開催中の様子②
弘前さくらまつり開催期間中は、園内にいろんなお店が出店されています。
園内には、「弘前公園さくらまつり」×「桜ミク」のコラボポスターもあります。
1カ所だけでなく、数カ所で見ることができます。
園内はとても広く、初めて行く人は道がわからなくなる可能性もあるので、コラボポスターのある場所が、今いる場所を知るための目印になるかもしれません。
最後に。。。
今回は、弘前公園さくらまつりについて紹介しました。
電車でのアクセスについて
①Suica等の交通系ICカードが使えない
②電車の来る間隔が約40分に1本
など、交通面での不便さが少しありますが、
①日本さくら名所100選に選ばれることも納得である弘前公園内の桜の絶景
②「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれた外濠の花筏(はないかだ)
③フォトジェニックなハート形の桜
④青森県弘前市のシンボル “弘前城” と “岩木山”
⑤ゴールデンウィーク中に桜を楽しめる
など、おすすめポイントもたくさんあります!
ぜひ、弘前公園の桜を楽しんでもらいたいです!
ちなみに、弘前さくらまつりの会場である弘前公園では、冬には “弘前城雪燈籠まつり” も開催されます!
また、もっと青森県について知りたい!という方は、こちらの記事も参考にしてください↓
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